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2007.03.24

新潟まで古材買い付けに行く

Ts3517592月の東金への建具買い付けに続き、今度は上越市大潟へ向かう。車が混む前にということで、朝7時半に自宅を出発。

午後から天気が崩れるという天気予報が信じられないような晴天のなか上信越道→長野道をひた走る。例年なら道路の両端には残っているだろう雪が、今年はまったく無い。


Sany1880 現地の丸山実業には9時半すぎに到着。ちょっと前についていた工務店の常務と現場監督、棟梁と建築家と合流した。


Sany1873Sany1872 倉庫の中には、100本を超える梁や柱が積み上げられていた。東金でも古材は見たけれど、ここのは太さやつくり、材がすごい。格が違うよって建築家が話していたことがよくわかった。


Sany1884 Sany1878 棟梁と建築家が器用に、積み上げられた材木の上を渡り歩いては、図面を見ながら候補の梁や柱を選んで、ウインチで手前に運び出す。


Sany1887Sany1881 選んだ材は裏表をじっくり見て、だめな割れや折れがないかを確認し、納得のいかないものは戻し、また別のものを探すといった具合。右の写真は割れが斜めに入っていてNGになった梁。


Sany1885_1 Sany1886 こんな調子で、2時間近く選定を行ってようやく必要な柱と梁が決まり名前を入れる。写真は、その中のほんの一部。(いずれも100年以上の年を重ねたケヤキ材)


Sany1888Sany1890_1 今日手に入れた古材たちは、建前をお願いする工務店に運ばれ、そこの作業場で棟梁たちに刻みをいれられて、我が家の大黒柱や屋台骨になってくれるのだ。ちなみに、右の写真はおまけでもらった梁の切れ端。ちょうどいい高さなので門柱としておまけしてもらったもの。


Sany1889 朝から山のような古材をみていて肌に感じたのは、これらの古材がまるで使ってくれる人を待っていたような気配。『まだまだ仕事できますよ、自分たちは役に立ちますよ』と聞こえてくるような・・・。100年以上、人の営みを支えてきた柱や梁であり、あと100年支えることなどまったく問題ないような代物。なのにあっさりと捨てられてしまうという不条理に対する彼らの声なき声なのかもしれないと思った。


Sany1891 Ts351760 朝一の仕事を終えたあとは、お約束のマリンドーム能生に移動して、紅ズワイ蟹三昧!。無言で黙々と何杯ものカニを平らげたあと、解散。

うちは、そのまま長岡に向かい、今日の第2目的の江口だんご本店をめざした。(つづく・・・)

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コメント

ryouさん>
安藤さん、楽しそうでしたよ(笑)。うちの部材以外にも、今抱えている他の案件用のものもつばつけてましたし;;正直僕も凄く楽しかった。この柱とか梁使いてーって思うもの一杯あったし。写真には写ってないですが、端切れもそこそこ貰っちゃいました(笑)

投稿: ta_tsu | 2007.03.26 17:31

安藤氏、頑張っていますね。
立ちながら組んだ足とフリースで分かります。

欅の重厚な空気を使いこなすとはさすがです。
地震にも山辺豊彦氏の流れのエッセンスが骨組みに加われば問題ありませんね。

投稿: ryou | 2007.03.26 13:12

tooyさん>
軽井沢の場合、地震よりも火山ですからね;;;2004年の噴火のときは、結構びっくりしましたし、その後の降灰も大変でした。でも、この浅間山の地下にあるマグマだまりが地震の振動を緩和してくれて、この土地はあまりゆれないそうなんで、救いかもしれません。

しかし被災地のみなさんのこれからのご苦労を考えると胸が痛みます。

投稿: ta_tsu | 2007.03.26 08:13

やっぱ古材いいですね。木材の寿命は何百年(手入れ次第ですが)と言われているので、まだまだ現役って感じですね。こんな木材を使えるなら伝統工法が必要不可欠でしょう。
今日みたいな地震があっても、この組み合わせならかなり安心ですね。うちは揺れた後の金具のゆるみ等が心配です。うーん、伝統工法に拘ればよかった!

投稿: tooy | 2007.03.25 22:59

cassiopeam101さん>
これ癖になりそうです。今度は自宅ではなく店舗とかやりたいなぁって(笑)。しかし今日の地震はびっくりしました。昨日の新潟行きが今日だったら少なからず影響があったと思うと・・・。

天災はほんと予期せぬときにやってきますね・・恐いです。

投稿: ta_tsu | 2007.03.25 19:02

楽しそう・・・。最初の貼り絵の正面の山は妙高山!?・・・であれば、あの山のゲレンデではその昔随分滑った。

投稿: cassiopeam101 | 2007.03.25 17:00

雪はほとんど残ってないですよ。山の日陰の部分にちょっとだけ。あとは高速道路の雪捨て場に積み上げられた1mぐらい除雪の山がある程度ですね。古材の存在感は、時間の重みみたいなものですかねー。

投稿: ta_tsu | 2007.03.25 08:54

1本1本がすごい存在感がありますね!
自分の所で使った柱や梁、床柱の余りをもらってあるので
いつか自分で何か作ろうと思ってます。

新潟の普通の一般道路も雪はなかったですか?
住んでる方にとってはありがたいでしょうねー

投稿: greenhill | 2007.03.24 23:48

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