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2007.06.18

田中康夫氏の

田中康夫氏の
車座集会に来てみた。生で見るのは5年前にflyフィッシィングフェアで講演したのを見て以来。

しかし、車座集会はどこかチグハグな雰囲気のまま終わったと感じた。それは、参加者の多くが国政についての話をしたいのではなく、今自分が置かれている町政のこととか、県政のことを聞きたいという空気だったから。

でも、田中氏の結論は(おそらく)地方自治から国を変えるというのは無理ということであり、国政レベルに上って、有権者と国民の意識革命(氏はそれを官民の民間意識化と呼んだ)を広く呼びかけるしかないという現実の認識だということ。

駅前のショッピングモールが出来ることで、旧軽がさらに駄目になるのを何とかできないか?という声にたいして「なぜ、旧軽の魅力を高める方策を考える方向に考えないのでしょう?」と切り返すのはまったくもって正解だった。

駅ビルができることによる景観と街のブランド力低下は、もちろん憂うべきことだけれど、それと旧軽の衰退は別問題ということを参加者の多くは理解できただろうか。旧軽井沢が軽井沢のブランドの象徴であることは今も間違いないのに、衰退しているのは、あまりに魅力の無い観光地の商店街でしかない街並みと、観光地的に高価な物品だからだ。

そして、一番の問題は事業投資の概念が無いこと。

行政に補助や開発援助を求めるのは、根本的に間違っている。箱物行政の過ちの多くは、観光支援という名目で作られた意味のない遊園地や名産物センターだ。夕張を例にして多くを語った田中氏の話は、多少、脱線気味だったけれどそのことを伝えたかったはず。

旧軽商店街のお店は、事業者なのだから、事業計画や事業資金の調達は本来自らが計画しなすべきことで、それが民間企業の原点。事業計画を作ったうえで、自己資金が無かったり、融資してもらえる金融機関が見つからないときに初めて行政に対して、低金利の長期の融資を求めればいい。出してもらうのではなく借りる。そして、そのときの事業計画の審査は厳密にやる。町がやるのではなく専門の監査法人に依頼すればいい。借りて返すのだったら町民の税金の無駄遣いとか地域格差とかって話しにならないだろうから。

ただ、この話をどれだけの人がわかるのか・・・・。

今の軽井沢、マンション建設で多数の職人や業者がやってきて、コンビニとか定食屋がにぎわってるらしい。マンション建設は景観が壊れて反対なんだけれど、景気がいいのはいいことみたいな空気が町に流れてるのも確かで、結局、目先の潤いに勝るものがないというのが現実だ。

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