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2007.09.02

【我が家のクリエイティブノート】③建築家決定。

3人の建築家との面談を終えて、かみさんと相談したときに珍しくお互いの意見が完全一致(笑)。それは「あの建物に住みたい」というシンプルな答えだった。

Photo00_l

それは、「安藤建築設計工房」のアトリエ兼オフィスだった。

上田市郊外の別所温泉近くの農家の古民家をリノベーションした建物は、建築家のオフィスにありがちな、これ見よがしにデザイン部分や凄い材の柱や梁もなく、ショールーム的モダンテイストなんてのも何処にもないシンプルなもの。 

Photo01_l 2階建ての2階部分にオフィスが あり、その奥にある小さな水回りで料理もし、1階の和室で寝泊りもしているという建築家の安藤氏の言葉どおり、生活感にあふれたオフィスなのに居心地の悪 さがない。

キッチン&アトリエと打ち合わせスペース兼リビングのパーテーションとして、さりげなく使われている格子戸や、板の間の一部に3畳ほどの畳のスペースが作 られていたり。

Photo07_l古いガラス窓を取り払って大きな羽目殺しの一枚ガラスで窓の外の風景を切り取ってみせてたりと、肩肘はらず気張らずに作られた心地よい空間がそこに あった。

自分もそうだったけれど、若いころは、どうしても作るものに自分の思想やスキル、キャリアを見せびらかすテイストをどこかににじませてしまう。

これでどうだ!参ったか!みたいな()。しかし、自身が一番良くわかってるけれど、そんな力みが勇みは3年もすると陳腐化してしまう。自分たちは特別なものはいらない。普通に普段着で生活し床や柱に傷つけたり、汚れたりしたって味になるものがいい。それが道具としての理想。

だから安藤氏のオフィスは自分と妻にはぴったりの物件で、まさに住む人と一緒に歳を重ねる家だと感じた。

Photo05_lまた話してみて氏の年齢が自分に近く(ちょっと上)、同じ世代として共通の価値観と言葉で率直な意思疎通ができると感じたのも決定要因のひとつだった。これは共同プロジェクトを長期にわたってやっていくにあたって大事なことだからだ。

こうして、建築家が決定したのだけれど、それは建築家と私たちの自邸建築プロジェクトの始まりだった。

※ 写真提供 安藤建築設計工房

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