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2006年10月16日 (月曜日)

【カスタマイズ】TTRQにHPAのHALDEXユニット(オレンジ)装着

Haldexo ゴルフ4のR32オーナーの間で結構、前から評判だったHPA社のハルデックスユニット(オレンジボディ)を装着。このユニットの特徴は、ココを呼んでいただければわかるけれど、簡単に説明すると、純正で付いているものに対して、以下の部分がモディファイされている。ちなみにVAGで調べると、純正のバージョンは0006、オレンジボディは0011だった。結構バージョンが変わってた。

オレンジボディのメリットは以下の通り。

1)リアホイールに対して駆動力の立ち上がりが速い。
ノーマルに比べて、リアへのトルク配分が早くなってさらに増える。

2)トルセンデフと同様のエンジンブレーキを4輪に等しく提供。
通 常のハルデックスユニットは、アクセルオフでエンブレがかかるものの、ブレーキを踏んだときにリアへのバックトルクをキャンセル(切断)し後輪をフリーに して、以後の車両のコントロールをESPの制御にゆだねる設定になっている。でも、このユニットはキャンセルせずにかつてのビッククワトロのようにリアへ のトルクを提供し続けるというもの。

これのメリットは、ブレーキをかけたときにリアの荷重が抜けてFF的なタックインが出ないだけでなく、アクセルオフからアクセルオンしたときに、すぐにトルクがリアに伝わるメリットがある。

も ちろん、デメリットもある。ノーマルがリアのトルクを抜くのは、滑りやすい路面でESPによる後輪の制御を優先させるため。ということは、リアのバックト ルクが残っているということは、ESPによるブレーキ制御が十分に出来ないということだけでなく、滑りやすい路面では、バックトルクがサイドブレーキ同様 のブレーキングを起こして、テールスライドが起きる可能性がある。

今回、取り付けは、ディーラーにお願いした。というのは、ユニット交換にあたってはハルデックスオイルが抜けてしまうので、オイルの再充填が必要になるからだ。クルマをディーラーで受け取って走り出して感じたのは、加速 が良くなったということ。明らかにリアの押し出しが増えた感じがするのだけれど、増え方がちょっと面白くて、出足がよくなるというより出足の後足が良く なった感じだ。クラッチをつなで走り出した感じは同じなのに、タイヤが3回転ぐらいしてから後の速度のノリがいい。ボディが軽くなったか、Sタイヤを履いたかの ような印象というか。

交差点を曲がったりする程度では、あまり違いがわからなかったけれど、外環道の大泉から関越に入るところの3速で回 る左コーナーでいつもと違う動きを実感した。このコーナーは、上りながら左にほぼ270度回り込む。今までは、ここに進入するときにアクセルオフすると軽 くタックインがおきて頭が内側に入る、弱オーバーステアが出る。今日はそれがなくてアクセルオフでもニュートラルのままだった。さらにパーシャルスロット ルから踏み込んだときの着きが良いので、合流への加速がいつもよりずっと早く感じた。

高速では、レーンチェンジがスムーズに感じた。おそらくはアクセルオンで加速するときの速度のノリがいいのと、追い越したあとアクセルを抜いて元の走行レーンに戻る時の挙動が安定しているからかもしれない。

イ ンターを降りて、いつも和美峠へ抜ける旧道を走ると違いは明確に体感できた。小さなコーナーが回りやすい反面、タックインが使えなくなったので、今までと はインにつけるタイミングをかえなければならない。さらに、ちょっと滑りやすい路面でアクセルを多めに踏んでみたら、案の定、今までとは違ったFRやRR みたいな後ろから押し出されるアンダーステアが顔を出した。これはカレラ4Sの動きに似てる。

あとリアへのトルク配分の違いから、それま でサスの挙動も変わった。ブレーキング時にバックトルクがリアにかかるおかげで、コーナーに侵入するときのノーズダイブが減りロール速度が少し低くなっ た。反面、アクセルオンでリア駆動力が増えた分コーナー脱出時のテールの沈み込みが増えた。

Ts350948 その後、いくつかのワインディングを走って、新しいハルデックスの特徴がだいぶつかめた。サスの設定は一切いじらず、そのままで走り出したが、やはり今までの乗りかたとセッティングだとアンダーでやすい。

た とえば、下りのタイトコーナー。エンブレの助けが以外にも大きく、ブレーキングが楽になった反面、タックインがなくなって頭がインに入りづらい。インに寄 せるには、いままでより早めで多めのステアリング操作が必要なのだが、とうぜんロール速度が早くなってしまい、タイヤがないてしまう。対策としてはフロン トの減衰力を硬めに設定してロール速度を抑えて踏ん張るようにすること。

逆に、のぼりでは、リアへのトルク配分が増えたことと、トルクの 出方が従来と違ってクイックになったことで、今まで同じポイントでアクセルを開けると、後ろからグイっと押されてフロントの荷重が抜けてしまう。これの対 策は、パーシャルスロットルから踏み込むタイミングを、いままでより気持ち待って踏み込むしかないが、立ち上がりの加速と速度のノリで十分カバーできるだろう。

Ts350944 この結果をふまえて、フロントの減衰力を8から6へあげる。リアは7のまま。その状態で、いつもの和美峠を下ると、くだりのタイトコーナーでロール速度が抑えられてアンダーがでず、いい感じだし、碓氷峠の旧道を横川から上ってみると、3速入れっぱなしの運転でスルスル上れるのには、ちょっとびっくり。リアのトラクションがかかるおかげか、上りのタイトコーナーで今までよりフロントのスリップが明らかに少ない。

クルマの挙動を見ていると、前後とも、もう一段づつ固め(F5、R6)にしたほうがフラットに走れる気がするが、乗り心地が厳しくなるので思案中。

2011/02/20追記>

現在、HPA社のWEBサイトを見るとオレンジボディはなくなって無塗装のボディでcompetitionモデルという名称に変更されていた。

※文中のリンク先も変更。

Haldexgen1_2

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コメント

12日の木曜日にディーラーからnewTTが入ったと連絡があり、裏の工場に回ってみたら、ta_tsuさんのTTと並んでありましたよ~ 軽井沢も紅葉の時期なんですね またおじゃまさせていただきます。

投稿: とし | 2006年10月21日 (土曜日) 09:38

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