最高のお祭り。

18号線を中軽井沢から、軽井沢方面に500ｍほど戻るあたりに湯川にかかる橋がある。この橋の袂を入っていった奥に、長倉神社というこのあたりの氏神さんがある。明日は、この神社の祇園祭（お盆ですからね）で今日は、その前夜祭ともいうべき、花火大会があった。車で行くほどの距離ではないので、かみさんともども、自転車で現地に。こんな距離で花火大会にいけること自体横浜では考えられず、うれしかった(笑)

で、本当によい花火大会だった。まず出店が神社の境内に出てるのだけど、この規模がちょうどいい。あんまり広いと間延びしちゃうんだけど、小学校の校庭ぐらいの境内の内側に、円形に屋台がならんで出ている。子供たちは、恥から順番に小遣いと相談しながら、テキヤのおにーさんやおじさん、おばさんの顔を見ながら、食べたいものをはしごしていく。

でもって、お祭りの主役はやっぱり子供じゃなきゃいけないんだけど、横浜とかの町内会がやる盆踊りやお祭りは、教育・安全上の問題からといってテキヤを排除して、隣近所のおじさん、おばさんがボランティアで出てきて、素人っぽい焼き鳥やおでんを出したりしてしまうから、イミテーションの祭りごっこになってしまって、はっきりいって興ざめだった。

でも、ここは運営している軽伸会の人たちが自分たちが体験してきた祭りを、町の財産として後世に残していこうという、コンセプトが明確だから、お祭りの要素として必要なテキヤもちゃんとある。そもそもテキヤの人たちを通して、学ぶことだってあるということを、なぜ都会の父兄は理解しないんだろうね。子供たちも、このお祭りを楽しみにしていたのが十分わかるぐらいに、はしゃいでるし、はにかみながら歩く浴衣デビューの女の子とかもういういしい。

当然、出店大好きなお祭り夫婦にとって、こういう天国のような状況なので、晩飯はもちろん出店料理だけ(笑)。焼きソバ、焼き鳥、牛串、たこ焼き、ビールにレインボーソーダを制覇。でも、一番人気のから揚げは、長蛇の列に気後れして明日の宿題ということに(笑)

それで、肝心の花火大会も、非常に良かった。いまどきのBGMつきの奴だったけれど、音と花火のマッチングもよく、しかも、1時間弱におよぶ花火は、種類も豊富だったし、この町の規模を考えれば十分立派。こんな感じでみんな,
うれしそうに夜空を見上げていたから本当に大人も子供も楽しめる良い花火大会だったと思う。

見上げてる角度をみてわかるとおり、携帯の動画でさえ、これだけ大きく写るぐらい近くで花火は上がってました。『花火の動画（QuickTime:485K)』

今回の花火で私の一番のおきにいりは、このピースマーク風なやつ。逆さになって打ちあがったりしても、やっぱり可愛い。ピースマークってやっぱり最強のキャラだと思うな。

いやー今年の夏の始まりを、最高な気分で迎えられました(^。^)

明日は、祇園祭本番、中軽井沢～星野温泉方面が歩行者天国になって、みこしが繰り出すそうなので、これまた楽しみ。今日食べられなかった出店にもチャレンジするつもり。