『磊庵はぎわら』で蕎麦を食らう
東信には、あまたある蕎麦やだけれど、なかなか美味い店には出会えない。こちらに来て1年、地元の人の評判とかいろいろ聞いて回って、色んなお店にいってみたものの、正直、残念ながらはまって通うお店には出会えていない。
今回は、佐久でも名店の呼び名の高い「磊庵(らいあん)はぎわら」に食べに行った。ここは長野県産のそばを石臼の手引きでそば粉にして手打ちするのが特色。
私が蕎麦屋にいくと必ず頼むのが、だしまき玉子。蕎麦屋のメインはあくまで蕎麦だけれど、その蕎麦屋の美味さがこれに凝縮されていると信じてるからだ。なので出汁まき玉子がない時点で、その蕎麦屋はマイナスポイントなんですわ(笑)。磊庵はぎわらの出汁まき玉子は、ふんわりと柔らかで味も◎。でも、ちょっと油が多いかな。口に運んでいて、ごま油のほのかな香りが悪くないから、これが狙いなのかもしれない。蕎麦が来るのが待ち遠しく感じたところで、そば登場。今日頼んだのは「磊庵そば」と「雉そば」
磊庵そばは、この店のうりの石臼でそば粉を引いた太麺「手碾蕎麦」と機械引きで更科系の細面の「せいろ」の二つが楽しめます。めんつゆは、生醤油のかほりが強い甘さ控えめのもの。薬味として、ねぎと搾り大根がついてきます。
私が頼んだのが「雉せいろ」いわいる鴨せいろと同じようなもの。脂っこい鴨とちがって雉肉は淡白でさっぱりした感じで、夏場には食べやすい。そばは、手挽きの太麺。
手挽きの太麺は、歯ごたえがあって手打ちらしいそばの風味がいい。麺つゆの生醤油に負けないしっかりとした味だった。たいして更科風の細面は、つるつるとして喉越しよく夏場のざる・盛りにぴったりな感じだ。おいしかったので、次は汁そばを食べに来たいと思う。
| 固定リンク
「お店紹介(レストラン&カフェなど)」カテゴリの記事
- 信濃追分散策。油や、猫町カフェまで。(2015.06.28)
- ハロウィン。(2012.10.21)
- 正月の買い出しに「道の駅あらい」へ。(2011.12.31)
- クリスマスの夜。(2011.12.29)
- The Short good bye...CAFE DE MAROC(2011.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
カシオベアm101さん>
まだ、行ってません。
いつ見ても混んでるんですよね。
夏場は軽井沢のお店で食事する気がおきないんで、蕎麦屋の近所の鳥丸もまだ行ってないですね。
秋口になって落ち着いてきたら行ってみようと思ってます。
投稿: ta_tsu | 2005.08.26 21:05
ta_tsuさん、お宅の近くの店、もう行っているのかナ?
投稿: cassiopeam101 | 2005.08.25 09:25
三余年前だかに雨宮御殿で夏臨時にやっていました。その時食べたし、その後この店でも一二度食べました。そうそう雨宮御殿では杉浦日向子と蕎麦を食べる、とか言うイベントがあったような。合掌。
投稿: cassiopeam101 | 2005.08.14 17:10