12月10日から、あさま全席禁煙

JRがこの発表をしたのは、9月30日だったと記憶しているけれど、よいよあと一ヶ月をのこすところになった。今年の4月ぐらいだったかな、JR東日本あてに自由席の喫煙車両の撤廃の要望をメールでかいた。指定席は、自分で選択して予約して座席を決めるものだから喫煙があってもいいが、自由席については、喫煙者の人口に対する割合を考えたら、4両もしくは3両しかない自由席車両のうちの1両は多すぎる。

JTによる調査では、2004年度の成人に占める喫煙率が29.2％で、3割をきっている。しかも新幹線は成人だけが乗っているわけではないから、人口比率を考えると、全4両の自由席だとしても多すぎるといえる。電車の車両はパブリックスペースであり、喫煙は本来列車内の一部に喫煙所を設けて、そこで行われるべきだと私は考える。

高速でトンネルなどを移動する新幹線においては換気はむずかしく、喫煙車両は、いつも煙たい状況で、タバコ吸う人間でさえ喫煙車にのって長時間移動するのはつらいと言っていた。今回の12月のダイヤ改正を機会に「あさま」が全席禁煙になったときに、喫煙場所が設けられるのかは解ってないけど、ニュースリリースを読む限りでは車両内に喫煙場所は持たない模様。となると便所とか通路で隠れて吸う輩がでてくるのは必至で、これを車掌と乗車しているガードマンできちんと注意指導できるのかは疑問かもしれない。

いずれにしろ、年末の帰省やスキー＆クリスマス観光で混む時期に、みんなが座れる自由席や指定席が各1両づつふえるのは利用者にとっては、嬉しい限り。