東御で塩蕎麦とケーキを食す。

愛車のタイヤを重い冬タイヤから夏タイヤに変えたので、ひさびさに屋根なし車で東御へドライブ。目指すのは、サンライン沿いで東御インターチェンジの先にある蕎麦屋『満福』だ。ここの『ぶっかけそば\１００！』『元祖塩蕎麦』の大きな看板を目にしている方が多いと思う。今回はこの塩蕎麦をやっつけるのが目的だ。

これが、塩蕎麦。ちょっと見は普通のざる蕎麦。麺は手打ちと書いてあったけれど、刻みを見る限り手刻みではなく機械刻みっぽい。食べると結構腰があってうまい。

塩蕎麦たる所以は、このそばつゆ。見ての通りの透明。味はほんのり甘味のある塩味。甘味といってもみりんや酒、砂糖といった類ではなく、おそらくは塩そのものの甘味と多少入っているだろう白醤油の甘味っぽかった。そばつゆだけを飲むと、出汁は控えめだが、ほんのり昆布だしのかほりがする。薬味のネギ、白ゴマ、わさびを入れると、良い感じだ。

蕎麦は、良くある二八蕎麦。腰はしっかりいているが、この塩味のそばつゆには、私は十割りの田舎そばの方が、そばそのものの味が楽しめて良い感じがした。塩味のそばつゆは、さっぱりしていて蕎麦そのもののかほりと味がはっきりするからだ。蕎麦そのものを、さっぱりがっつり食べたい人にはこの塩味のそばつゆはお勧めしたい。ちなみに、食後の蕎麦湯で割った味も悪くなかった。

蕎麦の後は、東御の田中駅商店街の『お菓子　花岡』。ここの中にあるカフェが、チルチンびとで紹介されており、なかなか良い雰囲気で、かつケーキもおいしそうだったからだ。

カフェの入り口は建物の右横から。この路地を進むと『千曲川温泉ゆうふる田中』を抜けて田中駅に抜けられる。

また、路地を挟んだ反対側には『ギャラリー胡桃倶楽部』があり、地元の陶芸家や民芸品などが展示されている。

ケーキセットは、こういう感じで登場。これは私のオーダーしたモンブランとアールグレイのセット。紅茶関係が『Ronnefeldt（ロンネフェルト）社』で揃えられていてちょっとびっくり。

スリーピングポットを実際に見るのは初めてだ。詳しくは、ここをごらんいただければ解るけれど、このポットは、なかなかの優れもの。

ポットの中は、こんな感じで細かい部屋に区切られており、ポットのおき方によって、紅茶とお湯を上手に分離させるのだ。ちなみに、右の写真が直立状態 だ。

ちなみに、かみさんが頼んだケーキはこれ。西日が柔らかく差し込むカフェで、美味しい紅茶を飲みながら、ケーキを食べるのは、なかなか幸せなひととき。すぐ目の前の田中駅商店街は、歩道整備工事をしていてバタバタしてたけれど、そんなことも傍観できる心地よさだった。