長倉カフェの新作『グリオットのグラッセ』

ここのところ、週末にのんびり町内で、食事をする機会がすくなかったので、すっかりご無沙汰だった長倉カフェだったが、友人が遠路訪ねてきてくれたので、ランチのあとにデザートを食べに立ち寄った。そこで、店主とマダムが紹介してくれた新作が、このケーキ『グリオットのグラッセ』だ。

グリオットは、フランスアルザス地方の代表的な果物といえるサクランボ。細かい造作についてマダムが丁寧に説明していただけたのだけれど、きちんと記憶できてないので中途半端に書いて間違いがあってはいけないので省略したい。

グリオットが埋まっているクリームは、長倉カフェの他のケーキとはちょっと違う、軽い食感。メレンゲのたてかたが異なるとのことだったけれど、ふわっと口のなかでとろける軽さが絶妙だった。赤い部分はムースに見えるがフローズンになっていて、クリームの口どけがいいバランスだった。

長倉カフェのマダムから、先日、グルマン山本益博氏が、この店を訪れてケーキを試食し、絶品と評価したとのこと。このくだりは『おとなの週末』に取り上げられているので、ご覧になった方もいらっしゃると思う。ファンの一人としては、とても嬉しいし、軽井沢で一番おいしいケーキが食べられるこのカフェを、これからも微力ながら応援していきたい。