東金へ古民具&古材さがしへ
この古民具村、大型の倉庫が2棟に建具から梁や柱、火鉢などありとあらゆる懐かしい古民具が置かれている。右の写真は建具売り場。これもほんの一角で、実際はこの列の4倍の量がある。
板戸、障子、格子戸などが、分類されて並べられているが、各々の中は新品同様のものから、どうみても100年近くたっているようなものまで混在しており、カテゴリごとにひとつひとつ取り出しては程度を確認して、候補を選び出していく。
かみさんと、私と、安藤氏と3手に別れて、各々によいと思うものを選んでおき、ある程度でそろったところで、寸法を確認したうえで、デザインや風合いのよいものを選ぶ。施主が勝手に選んで買ったりすると、当てはまらなかったりするし、建築家が選ぶと、施主の好みとあわなかったりとするので、今回は、一緒に選んで決める方法をとった。
倉庫内には、建具以外にもこのように梁や柱の古材も大量にあり、すでに売約済みの札がついてるものも多い。廃材寸前にみえる古材も、きれいにアラって磨けば使えるものが多々あるという。
倉庫内には、このように古材をつかって作られた古民家セットまであった。ドラマのセット並みに内部もちゃんと作られており、ビル内テナントのレストランなどなら、これぐらいあれば十分かもしれない。
古民具村には3時間弱滞在したが、目的はほぼ達成。ケヤキの蔵戸、千本格子戸、雪見障子、大阪障子など、計7点を購入した。
古材&古民具探しは、ガラクタ市や蚤の市、中古車探し同様掘り出し物を見つる楽しさがいい。ハウジングメーカーや工務店のパック売りやお任せな家作りより面倒な反面、楽しさはまた格別。次回第3回目は、よいよ柱や梁を買い出しに新潟方面に行く予定。
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コメント
チャーママさん、コメントありがとうございます。
子供のころの原体験は自分も似たようなものがあります。
若いころは、モダンなホテルやマンションの暮らしにあこがれていて、それが好きだったんですけど、最近は旅行にでても民家調の離れのある宿を選んじゃうんですよね(笑)。
やっぱり寄る年波ですかねー。
投稿: ta_tsu | 2007.03.05 01:32
ta_tsuさん、こんにちは。
古民家…、祖父母の家を思い出します。藁葺き屋根の大きな家で、小さい頃はとても怖かった想い出があります。水は井戸へ汲みにいき、かめに移します。流しは竹を縦に二つに割った物が並んだ物でした。お風呂は五右衛門風呂。梁も大きかったと記憶しています。
ご近所に移築古民家があります。最初はお寺かと思うぐらいでした。大きいお宅で、宮大工さんが来ておりました。壁も竹を編み、土を塗っていました。基礎が不具合だと、引き家もしたりして。とても良い物を見せていただいておりました。
古民家ではないけれど、トトロのお家が愛地球博にできたときは行きたかったのですが、いまだ実現せず。本でみましたが、本当に昭和のお家を作るためにすごい手間がかかっているのがとても興味を引きました。昔を思い出させるタイルのお風呂や台所の流しなど…本物を見たいな~。
私ももう少しセンスがあればな~とつくづく思います。住む方がしっかりしたコンセプトを持っていると家が違いますよね~。
もう一度、家を建てたいな~。と思うが、それは夢のまた夢ですね。
投稿: チャーママ | 2007.03.05 01:12
tooyさん、、コメントありがとうございます。
うちの場合、このBLOGにも書いてましたが、そもそもこの土地で暮らせるかってのがありました。寒さや地元の方とのコミュニケーション、通勤など。単に住んでみたいってだけな部分も家族にはあったので、駄目ならすぐに撤収しようという安易な姿勢だったんですよね;;;
だから土地探しが2年目からで、これがほぼ1年かかっちゃって。でもって建築家探しも土地探しと同じ時間かかりました。いろんなコンペサイト。建築家紹介サービスなどを渡り歩いて、最終的に地元の情報から今の建築家に出会えたのは本当に良かったとおもいます。
とはいえ、そこから設計にさらに1年。結局、暮らすと決めてから着工まで2年かかっちゃったことになります。この間に払った家賃が建築費に充当できたら、結構らくだったかもとか思うときもありますが(笑)。
しかし建築費用は普通の木造建築(2×4)の2倍近くになりました。古民具をつかうことが費用の圧縮につながってはいますが、それでもかなり高いです。古民具使わなかったら、たぶん2倍以上になってます。
庭とか外向は、暮らしながらぼちぼちやっていくことになりそうです(苦笑)
※リンクの件、問題ありません。よろしくお願いします。
投稿: ta_tsu | 2007.02.28 08:44
こんばんは。
古民具、古材を使われるんですね。いいなあ。
私も建てるときに検討したのです(同じ様に探しに行こうかと思っていました)が、思った以上にお金がかかることと、同思想の建築家に頼まなければならないことがネックになり断念しました。軽井沢の風土を知っていて古材を使える建築家ってその時は見つからなかったんです。ta_tsuさんのように借家で軽井沢に住みながら計画、構想、実行できれば一番理想に近い家が出来ますね。今後の展開を楽しみにしています。
言い忘れていましたが、こちらにリンク貼らせて貰っていいですか?
よろしくお願いいたします。
投稿: tooy | 2007.02.28 00:41
ryouさん>
その節は、こちらこそ不躾で無理なお願いをしてすいませんでした。しかし特別なことはして無い普通の民家を建てるのが、こんなにもお金がかかるとは思いもよりませんでした(^_^;
だから出来たものを、みなさんが見たら、なんだか普通の日本家屋でしかないはず。欄間の細工が凄いとか、床の間に磨きこんだ楓の床柱があるとか、総ヒノキ風呂とか、そんなの全然ないですからねぇ(笑)。
拙宅を作る予算をふまえて、佐久の志賀あたりの豪奢な民家を見ると、今更ながら、あれほどの家を建てるってのは、その時代でも相当な金額だったでしょうから、それはそれは大金持ちだったんだなーと(笑)
現代工法によってどれだけ省力化、省コストになってるかとつくづく実感してます。
投稿: ta_tsu | 2007.02.27 16:23
その節はお力になれなく手失礼しました。
安藤氏にも宜しくお伝え下さい。
生活が美しく見える仕掛けを着々と準備中ですね。
ta_tsuさんのお住まいに対する設計理念に非常に好感が持てます。
蔵の大戸、見てみたいです。
千本格子、上質な「和」の演出ですね。
投稿: ryou | 2007.02.27 15:18
cassiopeam101さん>
>NPOの古民家建材センター?があるとは聞いていましたが、これは古建具でしょうか?
それは
『日本民家再生リサイクル協会【http://www.minka.gr.jp/】』
のことかな?。
あそこは、古民家再生用の古民家を斡旋してくれるところなんでうちのような新築だけど、出来る限り古材を利用するというスタンスとはちょっとちがいますね。これ以外にも古民家再生塾というNPOもあります。
ちなみに古民具ってのは、建具や家具をさしてます。骨董にはならない(美術的な価値は無い)ものだけど、古道具のように古いだけではないものをさすみたいです。古い建具は、今の職人さんではやら無くなったような風合いや細工があり、これがなんとも味があるんですよね。
雪見障子は2階の寝室と1階の和室で使う予定です。自分は、障子のやわらかい外光がすきなんですよね。ブラインドやカーテンとは異なる間接光ですね。で、冬場テラスに訪れるだろう鳥たちを猫が覗く(笑)ためには、雪見障子がいいかなと。外の明かりは障子ごしのやわらかい光で取り入れて、座敷で座ったときの視線の借景のみを切り取るという感じです。
GIGIさん>
発注工務店決定しました。来月にも地鎮祭です。家作りは完成がゴールではなくスタートだと思っているので、自分の年齢同等の風合いを持ち、この先、ともに年を重ねる魅力を持てる家。それが基本コンセプトです。なので、今の自分の身の丈にあった家として、華美でなく豪奢でないものと思いました。
投稿: ta_tsu | 2007.02.27 13:55
着々とステップアップされてますねー。
今度、じっくりta-tsuさん邸の計画をお聞ききしたいなー。
施工業者は決定されましたか?
投稿: GIGI | 2007.02.27 10:36
ta_tsuさん、腹も目も一度に満足されるなんて凄いですね。それにしてもこんなに楽しい店があるんですか!NPOの古民家建材センター?があるとは聞いていましたが、これは古建具でしょうか?古民具と言うと古道具のような気がしますね・・・。しかし、楽しい時間が続きますね・・・。
雪見障子は坪庭に面した座敷、四畳半、・・・を連想して、信州の借景にはちょっと・・・、と私の独断と偏見。我が小屋では、取らぬ狸の皮算用ですが、樹脂サッシのペアガラスのサッシを真空ガラスのペアガラスにして、障子は取っ払えるようにして、4枚のガラス越しに借景を楽しみたいね、と話しています。
投稿: cassiopeam101 | 2007.02.27 10:17
OGさん>
本来自分は、遊牧民系なので、死ぬまで貸家ずまいでいいと思ってたんですよね。すみたいところに自由に移れるし、そのときの収入にあわせて家も選べるって(笑)。若いころは旅楽団(笑)だったから、ホテル暮らし多かったですしねー。
結婚してかみさんと一緒に住むようになって、やっぱり、『猫と嫁は家に就くもの』だと(笑)。だったら嫁が住みたい場所に住みたい家を建て、それが自分にとって、帰りたくなる居心地のいい家であればなーと。
自分にとって、おしゃれな住まいとか、かっこいいインテリアなんてのは、ホテルに泊まれば十分なんで、かみさんと話し合って、彼女が思う、かつて子供のころよく通っていた田舎の家の雑然とした居心地の良さを具現化したいって考えは、自分と同じだったのですんなりと、こんな家作りになりました。
しかし、昔の民家を再現するのが、かくもお金がかかるとは予想外でしたけど(苦笑)。切り詰めてもコンクリート打ちっぱなしの鉄筋2階建て建築ぐらいの坪単価になっちゃいました;;;。
当分車には回りません・・・・たぶん
投稿: ta_tsu | 2007.02.27 00:14
軽井沢のウチも、東京のウチも、和室というものを作りませんでした。
これ、最大の失敗でした。後悔する事しきりであります。
和室って、究極のマルチパーパスルームなんですよね。
しかも、古民具を使ってなんて・・・素敵だなぁ。
投稿: OG | 2007.02.27 00:00
greenhillさん>
楽しいですよー、ここ本当に。見る人によってはガラクタとごみの山でしょうけど(笑)。骨董に属する部類のものも含めて数千点あるので、あっという間に何時間も過ぎてしまいます。ほこりっぽいのと、寒いのがたまに傷ですが;;;
ちなみに、ここは、かみさんがネットで探していて見つけました。東京近郊だと、川越にも同様のものがあるのですが、あちらは、もっと規模が小さいうえに単純な倉庫らしく、訪問予約がいるとのことで、今回は東金のこちらに来た次第。新潟のは、建築家の安藤氏ご用達のところで、建具や古材だけでなく古民家そのものも販売しているとのこと。(建具の一部は安藤氏によってすでにそちらでも購入済みです)、今回のところよりもっといい柱や梁が、あるそうで新居の屋台骨や大黒柱にいなるので楽しみにしてます。
新潟ラーメンはなかなかすごいみたいですねー。信越地方で売られている情報誌「komachi(http://www.week.co.jp/)」でもよく特集されてます。
moutonさん>
古民家移築は、予算的に無理でしたが、現代民家でもできる限り古材を利用し本物の古民家のディティールを作るというコンセプトで建築家とつめてきました。現代のテクノロジーと古きよき材料や細工をまとめるという厄介なプランをチャレンジしてくれる建築家に出会えて本とに良かったと思いますね。
壁塗りは、きれいに仕上げるよりも味を大事にして、かみさんと私の作品のつもりで頑張ります!
投稿: ta_tsu | 2007.02.26 23:24
こんな所があるのですねー
見ているだけで楽しめそうですね。
>柱や梁を買い出しに新潟方面に行く予定。
・DANCHUのラーメン特集を見て
僕も新潟のラーメン屋巡りを考えています。
投稿: greenhill | 2007.02.26 19:45
これは、思っていたより本格的、というか本物ですね!
ますます完成が楽しみになりました。
壁塗りお手伝いに行きまっせ!
投稿: mouton | 2007.02.26 17:58