夏の始まり

夏の始まりを告げる三連休は、台風で始まったが、が、土曜日は、朝から街に人とクルマがあふれていて、天候がどうあれ予約してしまった宿にはいかねばならぬー！という使命感に狩られたご家族ののるクルマが、夜遅くまで渋滞の列をつくっていた。

台風らしく雨量はそこそこ降ったけれど、暴風雨にはならなかったのが不幸中の幸いだった。そして日曜日の夕方には台風が去り、夕闇迫る東の空にこんなかんじの虹がかかり、連休最終日へ希望をつないだ

開けて今日は台風一過の快晴とはいかなかったが、10時過ぎには曇もうすくなって、時折雲間に夏の色の青空がみえ、夏の始まりを告げていた。

花屋の店先には早くも夏の花が並び、天然とかかれたこの虫たちも並ぶ。

毎年この時期は東信界隈は祇園祭（お盆ですな）でにぎわう。軽井沢では、長倉神社の花火大会が祇園祭の呼び物。神社にむかう参道にかかる橋にも提灯が飾られ、町内のいろんなところから、子供も大人もやってくる。

祭りの楽しみはやっぱり出店。都会では、いろいろな大人の事情で出店がこなくなる祭りが多いけれど、やっぱりこれも祭りのうち。子供も大人もいい笑顔で出店を渡り歩く(笑)

連休最終日ということもあり、観光客の姿は少ないので例年より人ごみは薄い。日が落ちたころには、いつしか霧雨が舞い始めたが、時間通り花火大会が開始。

長倉の花火は湯川の川原から真上に向けて打ち上げる。だから低くて近くて迫力満点。7時45分に始まって8時半までの打ち上げ花火の最後はナイアガラ。

あまりの煙に一瞬足元までも見えなくなったのはご愛嬌。

かくして軽井沢の短い夏の幕は上がった。