KURA2月号を読んで一期一会を想う。
本屋で立ち読みした『KURA2月号』。大概は読まずに購入するのだけど「信州のおいしい宿」だと、地元に住んでいるとあまりニーズがないこともあり、どんな内容か確かめてから買うか考えての立ち読み。
ぱらぱらと見てたら、なんか見覚えのある家の写真が・・・
おお!我が家を手がけた建築家の安藤政英氏の手による古民家再生住宅が載ってた。このお宅は、拙宅から半年ほど遅れて上棟したお宅で、クルマだと10分ほどの距離ということもあり工務店も大工の棟梁も設備屋さん、建具屋さんにいたるまでほぼ一緒だったから上棟式にもお呼ばれしてお祝いをしたし、拙宅が竣工したときには内部の造作を見学に来たりされて、それは兄弟みたいなお宅だ。
もっとも、こちらは古材を部分的に使った拙宅とは違い、新潟の古民家を移築した完全再生住宅。予算も床面積も1.5倍以上の豪邸だから兄貴分(笑)
アンティーク好きな英国人のご主人の徹底した趣味嗜好が反映されていて、照明だけでなく電灯のスイッチやコンセントにいたるまでアンティークなパーツが盛り込まれている。使いづらさなんて気にしないで、美的なこだわりを優先するのはなかなかできないし、歴史やアンティークを大事にするお国柄は尊敬してしまう。
というわけで日本建築や民家住宅に興味のある方はぜひ、立ち読みされたし(笑)。
そういえばKURAの横には「信州の建築家とつくる家」も並んでたけれど、こっちにも安藤政英氏の手がけた住宅が掲載されてた。
私が氏を知ったのが、この雑誌だった。このきっかけから、自分の暮らしや生き方にあった今の住まいを手に入れることができたのだから、人との出会いって大切だとつくづく思う。
やはり一期一会ってすばらしい。
これから家を建てたいと考えてる方にも、素敵な一期一会があることを願うばかり。
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