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2009.02.16

【備忘録】浅間山関連情報のまとめ

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自身の備忘録のために、新しく「浅間山」カテゴリを設定した。

今の浅間山の様子は以下から見ることができる。

・軽井沢町役場ライブカメラ(静止画像)

・軽井沢町役場ライブカメラ(動画/要JAVA環境) 

・まえちゃんネット(静止画像・動画)

・まえちゃんネット2(静止画像)

1月に警戒レベルを引き上げてから、小規模爆発を何度か繰り返している浅間山。その履歴は、こちらで確認できるがかなり頻発している。

また、その噴火の歴史は古いけれども、ここ50年の近年の活動状況は以下の通りだった。

軽井沢測候所のサイトより引用。

近年の噴火活動(1958年~2004年)

昭和33年(1958年)噴火:
10月~12月活発に噴火。11月10日22時50分爆発,爆発音の可聴域大,多量の噴石,火砕流,降灰,空振による山麓のガラス・戸障子の被害広範囲,爆発地震震度2(追分)。
昭和34年(1959年)噴火:
3月~8月毎月1回~十数回噴火し時々降灰。4月14日は噴石のため山腹に多数の山火事,関東南部まで降灰。
昭和36年(1961年)噴火:
8月~11月に毎月数回~十数回噴火。8月18日に23か月ぶりに噴火,かなりの範囲に噴石,降灰,小規模な火砕流発生,行方不明1名,耕地,牧草に被害。
昭和40年(1965年)5月23日弱い噴火:
黒煙のみ確認。
昭和48年(1973年)噴火:
2月1日に11年3か月ぶり(昭和40年5月の弱い噴火を除く)に大きな噴火をして5月24日まで活動。2月1日空振により山麓のガラス戸破損。小規模な火砕流が3回発生。噴火回数合計88回。
昭和57年(1982年)4月26日噴火:
小規模の火砕流,房総半島まで降灰。農作物被害。
昭和57年(1982年)10月2日微噴火:
群馬県長野原町で極少量の降灰。
昭和58年(1983年)4月8日爆発:
爆発音,火口上に電光と火柱,山腹(南斜面)で山火事発生,長野県・関東地方北部・福島県の太平洋岸まで降灰。
平成2年(1990年)7月20日微噴火:
火口から東~東北東山麓の狭い範囲で微量の降灰。 
爆発音,火口上に電光と火柱,山腹(南斜面)で山火事発生,長野県・関東地方北部・福島県の太平洋岸まで降灰。
平成15年(2003年)微噴火:
2月6日、3月30日、4月7、18日に微噴火。 
平成16年(2004年)9月~12月 噴火:
9月1日に21年ぶりに爆発して活動を再開。千葉県などでも降灰を観測。

昭和30年代は、33年からほぼ毎年噴火したものの、36年以降は、48年、58年、平成2年とほぼ10年周期で活動していた様子が伺える。

しかし平成2年から平成16年までは、それまでの周期がずれて間延びしたが、ここへ来て、去年、今年と2年連続で活動をしているところを考えれば、昭和33年~36年のパターンになるのかもしれない。

今年の噴火について、13日に気象庁のサイトに詳細なレポートがアップされていた。

「浅間山の火山活動解説資料(平成21 年1月)(PDF/948K)」

詳細は、ゲットしていただくとしてこの資料から一部抜粋する。
これは、噴火のときにおきる火山性振動の震央の分布。

Photo_2

今年は、昨年と異なり北側に中心がうつってるのが解る。

以下は、資料の中の噴火の画像をアニメーションにしたもの。自分が地鳴りに気づいた時間が2時5分過ぎぐらいだったので、その時点ですでに火柱があがる状況だったのがわかる。

Hunnka01

というわけで、だいぶ沈静化しつつある浅間山だけれど、油断せずに見守っていきたい。

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