戸隠神社・奥社に往く。
長野に移り住んですでに6年目になろうとしていたのだけれど、まだ一度も戸隠神社に参拝してないことに気づき、運気がもっともいい暦を計って朝早く出発した。目指すは、戸隠神社の奥社。
生憎の天気で小糠雨が降りそぼる中、奥社へ向かう参道の鳥居をくぐる。
入り口の鳥居から奥社までは約2kmほど。その前半部分は、なだらかな上り坂で歩きやすい。振り返ると鳥居はもう見えなくなっていた。参道の横には、昨夜からの雨で勢いがついている清流が流れる。
立ちこめる霧を抜けると、赤い随神門が見えてきた。
この随神門こそが、奥社で最大のパワースポットという情報もあり、そのお裾分けは写真にもきちんといただけるらしい。実際写真を見ているとなんだか浮き上がって見えてくるような気持ちになる。随神門の先は、樹齢300年近い杉並木が続く。
並木の杉の木肌がなぜか捩じれていた。並木を抜けると参道はよいよ険しくなる。
参道の鳥居をくぐってからおおよそ20分の最後の5分が本当にきつかったが、それを越えたところで、奥社直前の清め所に到着。身を清めてから本殿への最後の階段を上る。
下りということもあり早いペースで下りつつ、道ばたになにか見つけては足を止めつつ往路より短い時間で下りきった。
すっかり腹ぺこになった私たちは、奥社からクルマで数分の蕎麦屋へ向かった。
つづく〜
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