御柱祭に往く〜その3:下社の巻。
あけて週末の土曜日の朝、4時起きで出発。今回有料指定席チケットは7時から受付だけれど100名分程度らしいので5時に拙宅をでて6時すぎに現地入り・・・が、有料指定席はすでに順番待ちの人だけで完売。幸い時間が速いおかげで無料席は良い場所が取れ木落し坂の全景がほぼ見渡せる位置。
しかし朝7時からこの人出。木落しは13時からだから6時間近くも待つわけだ。自分らもふくめ7年に一度だからこその気合いか(笑)
川沿いで気温が低く、寒がる妻のために駐車場までブランケットを取りにいく。ちなみに駐車場は下社ちかくで片道3km(笑) 往路だけでぐったりしてしまったかみさんを残し、天気はいいし、ダイエットとして良い運動だし散歩がてらと歩き出す。
地元テレビ局全局の中継車が集合。
さらに国営放送は、中継車だけでなく専用電源車まで投入。
駐車場までの道は、すっかり暖かくなって小春日和の散歩気分。
下社までの道は住民以外の車両の通行が制限されていて、ほぼ歩行者天国状態であるけるため快適で往復6kmを1時間弱で走破。高低差があること考えればなかなか良いタイムか(笑)昼過ぎになり日も高くなって、気温があがって汗ばむ陽気になったころ、木落の準備が始まる。エンタメっぽい上社にくらべると鼓笛や木遣りなどの演奏は質素で、ある意味伝統的な雰囲気が強い。
氏子達が引き綱をもって急斜面を下ったあと、一気に会場の緊張感は高まって行く。さらに旗持ちも坂の下におりたところで、スターティンググリッドについた感じに。木落坂の下は歩行者が移動することも規制され、みんなが坂の頂点へ視線と意識を集中。上空には空撮の為と思われるヘリコプターがホバリングをはじめ。。。
山の頂上から歓声が上がり、土煙があがる!落ち始めの場所は窪地になっているために、こちらからは角度的に御柱がみえない。でも、300mmの望遠でのぞくと、それはしっかりと見えていた。
坂の下までは、あっという間に滑り落ちた。動画でみても、土煙が移動してるようにしか見えないので、今回は、連写のスティルをアップ。こちらでスライドショーを見ていただくとよく解ると思う。
朝7時前から並び6時間まって、落ちる瞬間は1分弱という本当に見る側には刹那的な祭りなんだけれど、木落しした氏子のみなさんにすれば7年ごしの祭り。そう、思えば見る人間の待ち時間なんて些細なもの。
7年後も上社、下社ともに必ず見に来ようとかみさんと話をしつつ、3kmの道のりを歩いて駐車場へ向かった。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 寒い日。(2015.09.26)
- 秋の日(2015.09.22)
- 上田で見つけた秋のかほり。(2015.09.19)
- 夏の終わり。(2015.09.12)
- 盛夏。(2015.07.25)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント