noktonにハマる、その①
自分は写真を撮るのが好きで趣味の一つだから、Blogの更新はてんで苦にならない。むしろBlogで使うよりも撮っている写真のほうがはるかに多く、大概はHDDの肥やしになってる(笑)。この愛猫の後ろ頭の写真のように;;;
そして最近手に入れた、↑このコシナ製、Noktonマイクロフォーサーズ用f0.95 25mmのレンズを手に入れてからは、そのレンズの魅力にはまってしまって、憑かれたように撮りまくってしまっている。しかもBlogのエントリとしては成立しないような写真ばかり(笑)
なので、今回は、そのはまり具合をネタとしてアップしたい。
この二枚の写真の微妙な違いがこのレンズの凄さ。大口径レンズでf0.95の明るいレンズならではの解像度の高さが、このレンズの魅力。単に背景のぼけ具合がいいだけでなく、上のf2.0と下のf.095で、画像のシャープネスまでちゃんと変わっているのが解ると思う。全解放にして撮ったときのやわらかさと、絞り込んだときのエッジの立ち具合が明確。口径の小さな従来のマイクロフォーサーズ用レンズでは、この差はこの画角ではっきりするものは少なかったと思う。これにすっかりやられてしまった。
冒頭の愛猫の後姿も、このレンズならではの柔らかさと解像度があるおかげで、アレコレ悩まずパシャっと撮っただけなのに、すごく自然で散らかった部屋をぼやーっと見てる猫のようすが切り取れたとおもう(笑)
これは、長野須坂IC近くの「トレインギャラリー長野」の駐車場に保存されている「長野電鉄2500系」。このギャラリー蕎麦屋さんのご主人の趣味が高じてギャラリーになったところ。
kayaさんからのリクエストで絞り別に並べてみた。
上から、シャッタースピードが1/5,1/10,1/160(減光フィルターをつけていた為開放でも1/160が限界)
↑これは軒下の雨どいの水滴が積もっていた根雪に滴ってできた不思議な氷の粒の塊。肉眼でみたとおりの色味がでていて感動した。いままでのレンズだともっと青くなってしまっていた。
丸い玉と掃除のチューブをみつつ、傍に立つ自分を見上げて、遊んでくれ!、って催促。
そして、ノクトンの真価がいちばん発揮されるのが、やっぱりマジックアワーな薄暗い夕暮れ時。この時の写真たちも少ない光にもかかわらず鮮やかに写っているけど、逆に、この彩度の低いくすんだ感じもこのレンズならではだとおもう。
そしてまだまだ写真はあるから、「noktonにハマる、その②」に続く。
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コメント
ハンダさん、コメントありがとうございます。
フォーサーズ規格だから、画像素子が小さいけどここまでいけるんだなーって自分でも
関心する日々です。音と同じで、やっぱりアナログ情報を捉える部分の解像度とか精度って
デジタルに変わる前の部分でもっとつきつめられるんだなと。
思えば、自分が一番最初に手にしたデジ一のC2500Lとか当時の画素数を考えれば、レンズ
径が十分に大きかった。PhotoCDに焼いた当時の写真を今見ても、けっこう綺麗です。
2000年の頃にレンズ一体型デジ一として登場して実売10万ぐらいだったことを考えると
今のデジ一安すぎるのかもしれません。
投稿: ta_tsu | 2011.04.04 10:15
レンズってすごいなあ。こんな描写のデジタルカメラあったの?って感じがするくらい。非常に重要なんですね。
投稿: ハンダユウジ | 2011.04.04 05:41
Daiさん、コメントありがとうございます。
これからの強い日差しのなかで、あのレンズを使うには、減光フィルター必須だなっておもってます。
今のE-PL1だとより高速のシャッタースピード1/4000とISOの低いほう(ISO50とか)がたらないなーって
思ったりします。そう言う意味でE-PL2にちょっと惹かれるんだけれど、ISO100がなくなっちゃったんですよね。
がっかりです。
NEXはあのぼかしコントロールがプログラムシフトだとすると、非常に制御が滑らかでいいですね。
SONYらしいといえばSONYらしい。
投稿: ta_tsu | 2011.03.28 16:52
やはり、レンズは重要!って実感できる画像の数々ですね。
これから彩りが鮮やかになる春の画像が、ますます楽しみです(^^)v
NEX-5のぼかしコントロール機能の件ですが、
いろいろと調べてみた結果、画像の処理ではなく、
プログラムシフトだということです。
Cybershot系では画像処理だったので、
私もNEXも同じかな、と思っていたら違ったようです。
投稿: Dai@ | 2011.03.28 15:42
kayaさん>
この3つで面白いのは、1/10なんです。1/5ではスローすぎて映らなかった水滴の飛沫が1/10だと白い光跡として映ってるんですよね。ファインダー覗いてるときは気づかないけど、プレイバックすると見えるのが面白いですよね。減光フイルタなしでもっとシャッター速度が速くしてれば、水滴の飛沫がくっきり移ってそれはそれで綺麗な絵になるんですけど、代償として絞りを開いてしまうから、本当にピントのあうところがピンポイントになってしまうんですよね。だから水滴の多くはピントが会わない絵になってしまう。僕の場合、自分の目に映ったものに近いのは1/5だったという感じです。
動物の後ろ頭いいですよねぇ。犬にしろ猫にしろ熊にしろ、なんか気持ちが滲んでくるし。ついついシャッターを押しちゃいます。
Sponge Bobさん>
あらためて思いますが、カメラはボディ半分レンズ半分ではなく、ボディ4のレンズ6だと感じます。このレンズはボディと同じぐらいの金額して高いですけど、相応の色と絵が撮れますから本当にお薦めします。ただフォーカスも露出もマニュアルなんで、バシャバシャ撮るには向いてませんけど;;;
マイクロフォーサイズ系のボディは最初の頃は、自分も??って思ってたんですが、Penシリーズ出てからは、本当に良いできなんで、お薦めします。最新のE-PL2とか結構いいですよ。高解像度のビデオファインダーVF2との組み合わせは本当に無敵です。
投稿: ta_tsu | 2011.03.24 15:10
う~ん、良いですね。
この軟らかくも強調したいところがスッキリ見えるところが自分も好みです。
台湾行き前に盛り上がったカメラ購入熱は10円パンチで経済的理由から萎みましたが、
この地震騒動ですっかり飲み会が減り、また沸々とカメラ購入熱が再加熱。
そんな時にこのブログは火に油( ̄ー ̄)ニヤリ
投稿: Sponge Bob | 2011.03.24 13:56
UPありがとうございます!
1/5の滝の水の弾ける感じも好きですけど
1/160の水面の動きも好き!
結局それぞれの撮り方で『いいなぁ~』と思うから写真が好きです♪
あと動物の後姿はたまりませんよね^^
投稿: kaya | 2011.03.24 00:31