春から初夏へ

山桜も終わり八重桜が満開になり、浅間山の冠雪もすっかり消えて、日々、三寒四温の通りに暖かくなったり寒くなったりを繰り返して季節は初夏へすすむ。昨日から初夏を知らせるカッコウの声も聞こえ始めた。軽井沢の初夏は短く、すぐに梅雨入りしてしまうから、この爽やかな季節は貴重。

歩く道すがらの風景。

新型コロナ感染拡大の自粛要請に従い、仕事場にも客先にもいかず、オンラインミーティングと自宅ワークメインになった4月頭から、通勤時間からの解放とともに仕事部屋だけで過ごす時間が増え、運動不足になるのを踏まえてウォーキングを始めた。ほぼ毎日40〜60分程度、人との接触を最小限にするために、周辺のクルマや人通りが殆ど無い野道や別荘地の外れの道、山道を歩く。歩き始めるといろんな発見や小道、脇道がありそこに入っていくと、思わぬ場所、見知らぬ場所に出て楽しくなっている。地図では行き止まりになっている場所にかけられた小さな橋や、ケーブルカーが自邸内にあって山の上と下を結んでる邸宅。前のめり出ないと歩けない急坂。軽井沢なのに里山の風景がみれるところ、などなど。この地に住んで16年になるのに新発見は尽きない。