【ロングドライブ】大阪~高松くいだおれ(その1:大阪編)
大阪出張にひっかけて、大阪~高松を行脚し季節のふぐと、2年ぶりの本場のさぬきうどんを食べてきました。軽井沢に越してから、ロングで出かけるのは西は京都どまりだったので久々です。
しかし出発の金曜日は前日からの雪で結構な積雪。軽井沢だけなら大したことないのだけど、長野県内に広くふっているだけでなく、関東や中部も結構つもっているような状態。いつもなら関西方面にでるには、和田峠を越えて岡谷に抜けて岡谷ICから中央道に乗るのだけれど、この天候だし下道は除雪が進んでいない場合に時間が読めなくなると判断。大廻だけれど、小諸ICから上信越道~長野道経由で中央道に乗る。大阪での会議は14時からなので、事前のホテルのチェックインもふくめ余裕を持って13時ぐらいには、大阪につきたいので、自宅を8時に出発。距離は400km程度なので、晴れていれば4時間ちょっとぐらいで到着するはず。だから9時出発でもよいけれど余裕をみて8時に出発。
ちなみに、新幹線を使って大阪に行くとしても、実は、ほとんど出発時間は変わらなかったりする。軽井沢発8時半で、東京着9時45分。東京発10時ののぞみにのっても、大阪に着くのは13時ちょっと前だったりするので車でも大して変わらないんですよね。
長野道~中央道が雪のためかなり流れが悪くて大幅にペースダウンしたけれど、名神で挽回して、なんとか13時すぎにホテルにチェックイン。今回の宿は「ホテル日航大阪」にとった。通常料金だったら、まず、とまらないのだけれど、今回はキャンペーンらしく休前日でも半額+朝食1000円引きだったからここに決めた。かみさんと二人でツインにとまって、2万円でちょっとおつりがきたのは非常にリーズナブル。
14時からの会議までにあまり時間がないので、ホテルの横のSOLVIVAカフェで急ぎ昼食をとった。前夜にみた「どっちの料理ショー」で印象にのこっていたこともあり、迷わずサンドイッチを選択(笑)。これは一見ローストビーフに見えるけれど、実は子羊のローストのサンド。カフェオレとセットで550円は安い!やっぱり大阪やー。一口ほおばってから、写真撮ったのはご愛嬌ということでご勘弁(笑)
会議終了後、ホテルに戻って一眠りしたあと、ふぐを食べに法善寺界隈へ出動。相変わらずのにぎやかなネオンサインにお出迎え。この風景がアジアチックに感じるのは、私だけだろうか?ウルフルズの「大阪ストラット」に「外国同然」ってうたわれていたから、たぶんほかにも同じような気分になる人多いんじゃないかと思うのだけれど。
お店の予約時間まで時間があったので、まずは水掛不動におまいり。ここにくるのは、10年ぶり。かみさんと結婚したばかりのころ、大阪の知人の案内でここを訪れたとき以来だ。
水掛不動の後は、道頓堀へ。川はいろいろと工事中だったけれど、グリコは健在(笑)。川沿いのエクセルシオールカフェにはいってお茶をしたけれど、馬券をうってるのはびっくり。そういうカフェだったんですね。
道頓堀沿いのカフェでお茶をしたあと、予約時間が来たので「玄品ふぐ 法善寺の関」へ。今回、ふぐを食べるにあたっては、高級でうまい店ではなく、どれだけリーズナブルに食べれるのかってのが目的だった。高くてうまいの当たり前で、それならわざわざ大阪で食べる必要はないからだ。横浜でも東京でも老舗の名店に行けば相応なふぐは食べられるからだ。ここで注文したのは定番メニュー全部ありの「玄品コース:5229円(税込み)」に「とらふぐ白子焼き」。飲み物は、もちろん「ひれ酒」
で、その中で今回一番食べて見たかったのがこれ。「ぶつさし」。ふぐの刺身は、身が硬くしまっていることもあり、食べやすさを優先して薄作りが基本だけれど、これはマグロのぶつ切りよろしく、ぶ厚く切ったふぐ刺の食感と、下に引かれた甘―い白菜、湯引きした皮がなんともご機嫌な食感をかもしだす。ポン酢ベースに、一味の辛味がアクセントで効いていてうまい。ちなみに、これで一人前だから量も十分。
それで、次の目当てが「とらふぐの白子」。今回は塩味と醤油味と頼んでみた(写真は塩)。かほりは、醤油味が香ばしくてよいのだけれど、味はやっぱり塩。白子の甘さが引き立ってよろしい。
締めはてっちり。IHクッキングヒーターを使った紙の鍋は、なかなかよいアイディア。中にアルミの板を入れて調理するのは、陶器と同じ。我が家では、鍋をやるときに卓上のコードレスカセットガスコンロを使っているのだけれど、これの空き缶の処理がなかなか面倒。しかも、軽井沢は寒くて高度が高いために、安いガスボンベを買うと最後まで使い切れないのだ。はなはだ無駄だし環境にも悪い。というわけで、卓上のIHクッキングヒーターを買うことに決めた。紙鍋だと灰汁を紙が吸い取ってくれるから。なべ用の紙を何にするかがポイントかな。
最後の雑炊も、塩と白醤油でささっと味付けされておいしかった。でもって、この後のデザートのアイスクリームもおいしかったので、本当に満足。店内は狭くて、のんびりゆったり食べるという雰囲気は、まったくないけれど、隣の座席との距離はそこそこ離れていたし、接客は大阪らしく気遣いのあるもので居心地は決してわるくなかった。かみさんともども大満足。今度は、勤め先の近所の支店「田町の関」に行ってみようと思う。大阪と東京のホスピタリティには、基本的に差があるので大阪には及ばないかもしれないけれど。
というわけで、その2に続く・・・。
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