【クルマ】新幹線（あさま）より速い

速度で走ってみました。この速度域は20年ぶりぐらいかな。バイクのレースやってた頃に、FISCO（当時はそう呼ばれてました）で、メーター読みでこの速度近くを体験したことは何度かあるのだけれど、クルマで自分のハンドリングでは始めて。バイクの頃は、その風圧に耐えるためにカウルの内側に身を潜ませるのが大変で、ちょっとでも体が外に出ていると、それだけで10kmぐらいは速度落ちちゃうので、狭いカウルごしの三角形の路面を追うのが怖かったし、ストレートエンドが来てぶれーキングはじめたときにタイヤの接地能力の限界を目の当たりにして怖かった。

でも、クルマ(996C4S)には、その緊張感はない。フロントウインドウ越しの世界は、まるでテレビのディスプレイ越しに見る感じで恐怖感が薄い。クルマにあたる空気のおとと地面をこするタイヤの音がかろうじて、その速度がリアルであることを明確にしてるけれど。非金属のブレーキとその制御システムは、平然と（でも相応なGはかかる）タイヤの限界をコントロールしながら姿勢を乱さずにあっという間に、1/3ぐらいの速度まで減速できてしまう。いやはや時代の進化を実感しました。惜しむらくは、この速度が今の自分の限界ということ。後1000回転ほどレッドまで余裕がありますからね。後1割は高い速度が出せそう。メーター読みと実際の速度差が一割はあるとしても、そうなると｢700系のぞみ」はおろか「500系のぞみ｣より速くなりますね。

【ご注意】本文の内容は公道でのものではありません。公道では法廷速度を守り安全に走行しましょう。