【ドライブ】北軽井沢早朝ドライブ
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996と997を並べて見比べることってなかなか難しい。しかも色も同じというのは稀有なこと。ところが、その稀有なことが、わずか1日だけだったけれど、996C4Sを引き取ったときにあった。996C4Sの元オーナーであるICHIO氏の997CSの引き取りにいった時。本来なら、その後某所で乗り比べ比較オフなんてのもやる予定だったのだけれど、某大手カー用品ショップのナビ取り付けの不測の作業ミスから997CSと996C4Sが並ぶことは2度となくなってしまった。幸いにも、このときにICHIO氏が数枚の写真を撮っており、その利用許可もいただいたので、この場で比較してみたい。
フロントまわりにおいては、997のほうがヘッドライトの位置がAピラーに寄ったおかげで、フロントバンパーサイドの絞込みが早く始まっていてバンパー全体のRがちいさくなって、バンパーの下方向への絞込みも球面的な処理になっているために、より丸みを帯びた印象だ。対する996は、サイドの平面部分が長くバンパー先端のRが大きめになっている。また、バンパーのサイドおよびフロントの下方向への絞込みは、台形的に処理されている。
そして、サイドビューから見比べてみたときに、全体の印象とは裏腹にBピラーからリアフェンダーへのラインがかなり違うのがわかる。
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拙宅の996C4Sは、全オーナーの趣味で、本来着いているBOSEをすべて取っ払ったうえで、非常に凝ったオーディオシステムが搭載されている。前オーナーのコンセプトは、音像の定位を明確にするということだった。しかしながら、音楽ソースの作り手出身の私にとっては、カーオーディオは音像の定位は求めるような場ではなく、環境音楽としてBGMを快適に聞くこと。これは、コンセプト的には真逆で、音像の定位よりも、どの位置で聞いても一定のレンジで音楽が聞こえるということだった。
車みたいな天井と床面が近く、ガラス面が多い狭い空間では、音の回り込みと反射はかなり多い。通常のリビングやリスニングルームを考えてみれば、2m四方の立方体の中に入って聞いていると考えてみたら、この中で音像の定位を求めるのが、かなり難しいことが想像できるのではないだろうか。音の定位は、音量と音の位相で生じるのだけれど、これらは、車の環境ではコントロールすることは非常に難しい。なので私は、音像や音の定位は棄てて、空間の音処理を考えるのが最適だと思っている。気持ちのいいカフェで流れる音楽のような車室ができればいい。
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