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2005年9月27日 (火曜日)

【モータースポーツ】セントラルの復習&反省

eurocap2005さて、参戦から半月以上たったことだし、セントラルの復習と反省をしてみたい。今回は、本命のBOB号やSUN-MOON号のエンジントラブルでのリタイヤ、FF最速といわれているTOTO号のブレーキ&タイヤトラブルで棚ぼた的に2位を得たのだけれど、私自身にも、いくつかの課題が残った。

今回のタイムトライアルの順位タイムは以下のとおり(公式リザルトより引用)

総合順位ゼッケン氏名ベストラップ平均時速周回トップ゚差
1 200 アキグー号 1'39.879 101.066 8/9 ---
2 203 ta_tsu号 1'42.796 98.198 8/9 00'02.917
3 202 スパイク父さん号  1'44.086 96.981 8/9 00'04.207
4 201 (TOTO)号 1'44.142 96.929 3/8 00'04.263
5 207 Cyber-bob号 1'44.446 96.647 1/3 00'04.567
6 204 Smoky号 1'45.017 96.122 5/8 00'05.138
7 205 siva号 1'48.901 92.693 2/8 00'09.022
8 206 SUN-MOON号 1'57.426 85.964 2/2 00'17.547

今回、私がもっとも驚いているのはFFのTOTO号の早さ。4周目まで後ろについてきた様子を見る限り、直線でもうちの車と遜色ない速度が出ていた。タイヤとブレーキがヘタらなければ、負けていたかも。TOTO号のブレーキフェードは、パワーアップとタイヤの摩耗だったのではないかと思っている。FF車の場合パワーアップ切の負荷は、すべてタイヤにやってくる。(前2輪でさばける馬力はラジアルタイヤでは、ノーマルデフで200馬力程度までとタイヤメーカーは言ってますね。LSD入れて250馬力あたりらしい)

TOTO号はすでに240馬力以上あがっていると聞いているから、タイヤにかかる負荷は一気に増大してしまい結果としてタイヤの摩耗によるロードグリップ低下、グリップが弱くなったから当然ブレーキポイントが早くなるから相対的にブレーキの負荷も増えてフェードを誘発したと考えられる。つまりタイヤがちゃんとしていたら、タイムをさらに2秒程度は刻んできたと考えられるので、次回タイヤとパッドを新調してきたら、かなりいいタイムが期待できるに違いない。

そして以下が今回の私のラップタイムだ。

ラップrankラップタイム
1 5 1'44.497
2 6 1'44.660
3 7 1'45.426
4 4 1'44.021
5 8 1'49.717
6 9 1'53.791
7 2 1'43.283
8BEST1'42.796
9 3 1'43.584

私のラップタイムをみて前半が44秒台で、2周のクールダウンの後の後半一気にタイムがあがってるのはバックストレート後のコーナーを3速で回るようになったため。前半は、1コーナーと同じ様に2速まで落としていて、この後に続くS字のつながりが悪くなってしまってた。クールダウンした周にゆっくり走ったら3速で充分曲がれることに気づいたというお粗末さ(>_<)。しかし、今度はあそこを3速で回ると次のS字の進入速度が早くなり、それまでの2速で使っていた立ち上がりラインでは、S字のインに寄れなくなった。あわてて次の周でラインを帰るのだけれど、今度は、すでにタイヤのグリップがヘロヘロになっていることで、ラインを変えてもフロントが滑ってしまった(ビデオ参照)。このために次のS字への進入速度が乗らず、おもったよりタイムが削れなかった。

わずか7周でタイヤがヘタった(おもに左前輪)のは、右周りのサーキットで1コーナーも含め、90度以上のコーナーが、すべて右だからだったこととあわせて、私のラインどりの失敗に負うところが大きい。とくに最終コーナーとヘアピンのクリップラインを浅くとりすぎる為に、舵角が深くなり左前輪への負担が大きくなったしまったのだ。このあたりは、自分で撮影した車載ビデオのベストラップを見ると良くわかった。

ベストラップのビデオ(QuickTime)
(画像をクリックしても始まります)
mov

最初の3週目ぐらいまでの前を走っていたアキグー号のラインは、ビデオを見ると私より車一台切奥に入っていたのが解った。もっとも、Sタイヤだから、あの角度でインに寄せられるというのもあるけれど、ラジアルなりにもう少し奥目にクリップを取ることは可能だと思う。次回は、最初の2週ぐらいの完熟走行でこのあたりのラインを確認したうえでタイムアタックに入りたいと思う。

ラップタイムは、連鎖要素の固まりだから、ひとつ良くなれば一気にタイムはあがるし、ひとつ悪ければ、それが原因で負のスパイラルになってしまう。今回は、シフト選択のミスに気づいたのが遅くて修正したときにはタイヤが終わってしまっており、速くなったS字の進入速度を生かせなくなってしまっていた。次回は、このあたりをきっちり押さえて走り、あと2秒タイムを縮める気合いで望みたい。ドライバーの問題点は、こんなところ(-_-;)。

車については、心配していたブレーキも全く問題無かったし、REVOの設定も中低速の立ち上がりトルクと高回転の延びの両立がきっちりできていた。足周りについても、アライメントとサスのセッティングはばっちりだった。なので、基本はこのままで次回も望むつもりだけれど、インタークーラーを含めた冷却系の効率アップを目指すために、ナンバープレート取り付け部切に微細な改修を加え導風効果をあげる予定。

風がもっとフロントグリルにあたることで、インタークーラーの効果が大きくなって充填効率がアップ。ブーストが相対的に下がるから当然吹け上がりも良くなる。さらにエンジン下部からの冷風が多くなることで、油温の上昇を含めて改善できるし、意外と効果は大きいんではないかと思う。あとは、パーツが間に合えばエクゾーストのセンターマフラーをスルーするストレート管に交換したいと思っている。製造元のmiltekに寄れば絶対的なパワー特性はほとんど変わらないとのことだけれど、抜けはよくなるので回転の上がりは速くなると予想している。とはいえ中低速が痩せてしまうと、タイム的には辛くなると思うので、ためしにつけてみてダメだったらやめてヤフオクにだすか(笑)

ちなみに、これが4月の走行会のタイム(ほりぴーさんサイトより転載)

総合順位ゼッケン氏名ベストラップ
1 109 アキグ-号 1’40・488
2 108 なにわともあれS3号 1’42・340
3 107 Cyber_Bob 号 1’43・077
4 104 京太郎号 1’43・340
5 101 (TOTO)号 1’43・896
6 106 SUN-MOON号 1’46・889
7 111 サトシ号 1’48・326
8 103 siva号 1’49・065
9 102 スパイク父さん号 1’49・424
10 105 ちば号 1’52・747
11 110 Torajiro号 1’53・623

「なにわともあれS3号」のタイムを見ての通り、もし今回出場されていたら、間違いなく私より速かったはず。さらにTOTOさんも前回すでに43秒台だったこと考えると、今回もブレーキトラブルがなくモディファイの効果が出ていれば間違いなく42秒台にはいっていたに違いない。でも、一番すごくて驚いたのは、スパ父さんのタイムが5秒もジャンプアップしていること。察するにSタイヤで2秒、ブレーキで3秒ってところだろうか。次回は、この車になれてくるだろうから、さらに1秒ぐらいは削ってくるのではないかなと。

syouhinというわけで、次回のセントラルは天候にもよるけれど、1位のアキグー号は別格として、2位争いは41秒台になるきびしー戦いになりそう。頑張りまっす。GRP_0000

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コメント

TOTOさん、勝手な推測ですいません。でも、あのタイムは本当にびっくりしました。路面温度が高かったのは確かですよね。しっかり日焼けしましたから(笑)

11月だと、タイヤももう少しもつかなと思ってます。うちは、ここに書いた範囲のことしかやれることがないので、あとはドライバーのチューニングで2秒アップを目指します。

投稿: ta_tsu | 2005年9月28日 (水曜日) 01:08

正にご指摘の通りです。
タイヤがヘたれ気味だったところにブレーキに負担をかけすぎた結果でした。
路面温度も結構高かった為他のレース結果も約1秒くらいのロスがあったそうです。
次回は又色々画策していますので(ムフフ)今度は負けへんで~。

投稿: (TOTO) | 2005年9月27日 (火曜日) 21:44

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