【クルマ】東京モーターショー雑感①（輸入車編）

東京モーターショー開催中にレポートを書こうと思っていたのだけれど、なかなか時間がとれず、最終日の今日ようやく手をつけることに・・・。Q7とシューティングブレイクについては、すでに別エントリーで詳細レポートしているので、それ以外に私の琴線に触れたものをいくつかをさらっとご紹介したい。

Audiブースの裏手にあったランボルギーニ。今回はこの白2台のみ展示。シューティングブレークもそうだけれど、今までのベタ白じゃなくてパールエフェクトの入ったメタリックホワイトってあたりも含め、ちょっとトレンドカラーなのかもしれない。

ガヤルドスパイダーはデザイン的にはかなり◎。トップの開け閉めの様子は、以下の動画を見てもらえれば解るけれど、懲りすぎの帰来があるかも(笑)

トップ開閉の様子を見る(2M:要Quicktime6.5以上)

ランボルギーニもそうだけれど、輸入車メーカーのコンパニオンは、国産メーカーの露出度過多気味のコンパニオンに対比させてボーイッシュでシックな印象を押し出していた。そのほうがスタイリッシュだと思った。

今回ガヤルドスパイダーの次に、気に入ったのがこのVWのコンセプトカー。見た目は市販レベルから大きく外れてないけれど、中身はなんだか凄い未来っぽいことになってる。エンジンはディーゼルターボ。この展示の面白いところは、このクルマのステージを囲むように設置されたKIOSK端末で、このクルマの詳細とプロモーションビデオが見れること。

バックビューはこんな感じ。なんかレトロっぽいような未来っぽい感じがいい。車室内部の様子はこのビデオでないとよくわからないので、見てもらうのがいい。エンジンスタートスイッチがシフトノブに隠されてるあたりは、なかなかやるなーって感じです。ちなみに、このクルマの横に立っているコンパニオンのおねーさんが一番タイプでした(笑)
プロモーションビデオを見る(2.3M:要Quicktime6.5以上)

プロトタイプではなく、市販車として販売が決まっているクルマでは、このブレラが興味津々。デザインは、かつてのいすゞのピアッツアNEROを思い出せるファストバッククーペスタイル。両者とも同じジュウジャーロデザインだからかな。フロントもアルファのザガートSZを匂わせてるのも◎。

リアビューはグラマスだし、リアウインドウのシェイプも斬新。ただ、従来のアルファのQCだとこのガラスとか貼り付けが難しそうだから心もとないんだけれど、BMWから引き抜かれてやってきた新COOであるH・F・カルプフェル氏がインタービューで答えていた「アルファロメオのすべてのファクトリーとディーラーに徹底したQCの見直しを図った」という言葉に期待したい。このクルマ4駆というのも、4駆フェチな自分にとってはかなり◎なので、このラインナップのショートワゴンが出たらARQからの買い替え候補になりそう。

お隣にあった、マセラティのこれは、どう見てもグループCカー。このままルマンに出れそうなのに、ナンバーがつくと思うとすごい。カレラGTとかエンツォとかマクラーレンSLRとかは明らかに基本コンセプトが違ってるけど、それが潔いので◎(笑)。宝くじ当たったら買いますぜ～コーンズさん。

ミニのワゴン。旧ミニのバリエーションの踏襲を節操なくやるのもいかがなものかって感じ。カントリーは3ドアだったからだと思うけれど、これも同じく3ドア。でも、どうみてもフロントドアが大きいから、観音開きの4ドアにすればいいのにね。そういうのがないからなんか鼻につくんだなー。

今回できれば実車を見てみたかったのがアストンのV8ヴァンテージなんだけれど、なんか実物見たらイマイチ。色のせいもあるかもしれないけれど、乗り出しで1500万超えるクルマとしては、スペック的にはカレラには及ばないし、デザイン的にはマセラティクーペの方が内外装ともに魅力的。

オーラーも薄く、どこか中途半端な印象を受けた。ケイマンSかZ4クーペのコンペティタなら十分魅力的だっただろうな。とはいえアストンはコストをカットして車をつくるなんてことができるメーカーだからしょうがないかな。

ヴァンテージと顔が似てると思ったのが、このNewプント。顔が似てるかは別として、内外装ともにいい感じ。やっぱりFIATはかわいい車を作らせたら世界一かもしれない。小型車だけに特化するという戦略は正解だと思う。

今回見た中で、実車見たら写真よりいいなーって思ったのがZ4クーペ。、ヴァンテージとは逆で実車見たら欲しくなった。正面から見て解るとおりルーフが丸いのもTTクーペ同様で魅力的。

ボディサイドのシュートラインは、ロードスターよりもクーペのルーフラインとの対比が効いていて魅力的になった。TTクーペ見たときと同じぐらいボディラインにやられたと言っても過言じゃないと思う。でも、サテンシルバーと呼ばれる「つや消しのシルバー」は、塗装技術が悪かった昔、スカイラインとかで塗装がやれて来たときの感じと似てるのでイマイチですが(笑)

最後にどうでもいいけど、フェラーリと仲良しなんです～って自慢したげなブリジストンブース。だからどーなのさって感じ。

国産車編につづく・・・