【クルマ】新2号機、A3SB3.2クワトロ納車。

A3スポーツバック3.2クワトロを発注したのは2月9日。それから待つこと4ヶ月半。ようやく我が家の輸送用2号機の新型が到着した。このモデルを発注する人の多くは、S-lineパッケージを選択するらしいけれど、うちは輸送機として使うのでスポーツ風の内外観は求めず、オールロードに近い快適性と上質感を感じるインテリアを得るべく、アニエスイエロー（ベージュ）のレザーシートと開放感を感じるオープンスカイルーフを装着した。

オープンスカイルーフが付いてるので、ルーフトップがブラックアウトされており、前から見ると低く感じる。やや斜め前から見るとこんな感じ。ちょっとアルファブレラと同じようなテイストだけれど、ワンダーシビックを思い出す人もいるかもしれない(笑)

ちなみに赤のボディにアニエスイエローの内装は、主操縦士たる、かみさんのリクエストだけれど、私もお気に入りだ。お守りは佐野厄除け大師でお祓いしたときに、もらったもの(笑)

オープンスカイルーフは、内側から見るとこんな感じでかなり広く空が見える。とはいえ国産車やフランス車のミニバンに導入されているような、全面ガラスではない。これは安全＆強度が、自社の基準に見合わないという判断からAudiは採用が見送られたそうだ。

後部ガラスと前部ガラスの間には、ルーフメンバーが通っており、後部の窓面積は従来のサンルーフ程度にとどまっているが後席の上がグラスルーフになるとかなり車室内は明るく感じる。

確かに事故などで横転した場合、縦方向や斜め方向の応力がボディにかかるわけで、この場合に窓が割れたり、ういてはがれる（接着されてるから外れるではなく）ということは十分に考えられるからだろう。その場合の安全を十分に確保するとなると、オープンカー同様のAピラーの強化と座席直後のロールバーが必要になってしまうだろう。そうなると本来のショートワゴンとしてのユーティリティは維持できなくなってしまうというわけだ。

スライティングルーフのスイッチは、A4やオールロードのようなダイヤル式ではなく、簡略化された前後のみのスイッチになっている。マップランプもない、この辺りのコストダウンはちょっと寂しいので、マップランプについてはA4用のものを取り付ける予定。開く側のスイッチをワンプッシュするとリフトアップ、さらに、その状態でプッシュすると、スライドオープンする。で閉じるのは、閉じるスイッチを押し続けないと閉まらない。これはがっかり。運転中に雨が降ったときなど、結構やりにくい。さらにルーフを閉め忘れたときに、キーリモコンの操作で締めることが出来ないのも×。このあたり設定変更で対応できないのかディーラーに相談するつもりだ

チルトアップ後のワンプッシュでは、この写真の位置までスライド。開かれたスライディングルーフは、後部グラスルーフを逃げる形で外側に送り出されるのでヘッドクリアランスが低くならない。

ちなみに、この状態が全開ではなく、ここからさらにスイッチを押し続けるとスライドが下がるが、空力的にベストな位置が最初のこの位置。最大開口にすると巻き込みが増えて、風きり音がかなり出るが開放感はかなり高い。

納車されて、はじめて気が付いたのが、DISの画面構成が変わったこと。今まで各種設定は、ワイパーレバーのボタンの送りと、メーター側のノッチの組み合わせで行っていたけれど、メニュー画面が実装され、ここで各種設定が出来るようになった。

時計に関してもこのとおり調整できる。今までどおりのノッチでの時間調整も出来るけれど、ワイパーレバーのスイッチを使うほうがやりやすいから、使うことはないだろう。

これが、センターコンソールにインストールしたカロの楽ナビ。見ての通り、MMS用のセンターコンソールパネルを使って、ほとんど同じようにインストールされている。iPodコントローラーと携帯電話用のケーブルを実装し、グローブボックス内にセッティングできるようにしてもらった。

ちなみに、これが元ついていたコンソール内のラック部分。今回、MMSをつけなかったのはオールロードで懲りたからだ。長野県内で使うなら、あれでも十分とも思ったけれど、実際のところ長野県内の移動に、ナビはたいしていらなかったりする(笑)。

ナビは、見通しが悪く一通や右禁などが乱立し、時々刻々と渋滞が変化する都市にこそ必要であって、その都市で役に立たないMMSは無用の長物でしかないというのが私の考え。あの価格だすんだったら、同じ価格で別の社外ナビは余裕でつけられる。実際、楽ナビにiPodアダプタ、携帯電話セット、ビーコン、装着工賃全部たしてもMMSオプションより10万ぐらい安く収まった。

というわけでロードインプレッションについては、この後の、馴らしドライブ編につづく。