【メンテ】アライメントを考える

先々週のFSWの試走で、オーバーだらけだったので、いつもアライメントをお願いしている佐久は中込のガレージESさんにて、再調整をお願いした。去年セントラルを走ったときのアライメントが抜群に決まっていたので、そのときの値に近づけてもらうことにした。

（写真はFSWの午前中走行直後のタイヤ、相次ぐオーバーステアスライドで溶けてます）

近 づけるといっても、あの時と比べてサスが変わり、当然車高も変わっていて、タイヤも違うから、なかなか大変な作業。しかも今の値から1度以下の何分という 角度をとるのだから。そもそもTTのアライメントは調整域がせまく、ちょっといじると大きく変わってしまうから、非常に細かい仕事が必要に なる。

しかし、ガレージESのK氏は、自身もレース経験があるだけあって、本当にいい腕の持ち主。おそらく私がアライメント調整をお願いしたショップの中で一 番だと思う。

※アライメントデータの見方

アライメントを取り直して、走り出して感じたのは乗り心地がよくなったということ。明らかに後ろ足のロードホールディングが よくなっていて突き上げにたいして上手くショックが動いてくれてる感じだ。今回の調整は、フロントは決まっているからいじらず、リアのキャンバーを30分 ネガにして、トーインを3分増やしただけなのに。意図的に交差点とかで速めにアクセルを開けてみても、ESPランプも付かずキレイに回り込む。うねった コーナーでも無駄なスリップなしにキレイにラインをトレースして非常にいい感じだ。

もう、今すぐにでもFSWに持ち込んでタイムを計ってみたいほどだけど、ネオバがボチボチ4分山になっているので碓氷の朝練もせず、このままタイヤを温存して、再来週のセントラル、ぶっつけ本番でがんばりまっす(^。^)