【クルマ】ポルシェ・ケイマン

ポルシェケイマンデビューフェアに行って来た。デビューといっても、すでにあるケイマンとほとんど同じわけだし、目新しいものはほとんどないのだけど(笑)。PC高崎は、今回ケイマンのイメージカラーになっているカーズレッドのケイマンを展示していた。この赤は、かなり赤くて朱色っぽい。

ケイマンSのデビューフェアのときと同じぐらいの人出で、Z4とかM3とか他のクルマのオーナーも多く来ていた。しかし、ポルシェというブランドもずいぶんと買いやすくなったと思う。昔は911しかラインナップがなく、買うとすれば、アプルーブドが新車かの選択肢しかなかった。ボクスターとカイエンが加わっても、ポルシェがポルシェたるクーペボディは911しかなかった。ケイマンが出ることで、その昔の924、928があったころに戻ったともいえる。

PCの営業スタッフが話していた通り、PCのクルマの売り方も変わる。1000万を越える911だったからこそ、注文から納車まで半年～1年かかっても良かったのだけれど、600万のクルマを半年待たすってのは、ちょっと難しい。もちろん自分流のカスタマイズ部分が多いのなら仕方ないけれど、そうでなくてすぐに欲しいお客については、在庫勝負になるにちがいない。当然、PCやPJが在庫を多数抱えるという通常の輸入車インポーターになるというわけだ。

ケイマンデビューフェアの片隅で鎮座してた、ブラックのMY06のボクスター。なんと５MTだ。MY07からバリオカムプラスが搭載されて５PSアップしたけれど、今頼んでも納期は来年のいつになるかわからない現状。５PS程度なら、マフラーとエアフィルターだけでカバーできる範囲。

見ての通り、内装はサンドベージュだ。メーターパネルもインテリア同色塗装だしステアリングはスポーツステアリングだ。これでお値段が572万円 は、結構お買い得。

で、こちらがMY07のケイマンシリーズ＆ボクスターシリーズのカタログ。見てちょっと驚いたのが、ケイマンが意外と重いということ。同じ５MTで比較するとケイマンは10kgしか軽くないのだ。それだけしっかり造られていると考えるのか、意外とクーペボディとリアゲートが重いということか、はたまたいずれでると噂されているケイマンRSとの格差をつけるためのマーケティング的な施策なのか。

どうも、ケイマンにはマーケティング臭さが付いて回ってると思うのは、私の下衆のかんぐりなんだろうか。。