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2006年11月30日 (木曜日)

【クルマ】さよなら&ようこそ

Sany1669 すでに、ココ以外の場所で色々と書きなぐってきたから、公然のことになったけれど、我が家の3号機が先週頭に入れ替わった。これが旧3号機のラストショット。

ヤッパリ泣いてる様にみえてしまう;;手洗いで掃除して磨きこんだボンネットに写る冬の空が寂しい。ゆっくりと我が家を出て行く後ろ姿を見送るのは、1年半以上年前のラシーン以来。あの時ラシーンの変わりにやってきたのが、このC4Sだった。

1年半で25000kmを乗り、九州遠征と北海道遠征を果たした。抜群に速くて安定していて全天候型のスポーツカーだった。手放した理由は、屋根の無い車にしたかったことと、4駆馬鹿と自認し、この5年間4駆以外のクルマに乗らなかったのだけど、先日試乗したZ4Mのインパクトもあって、後輪駆動のクルマに乗りたくなったというのがあった。あわせて下取り価格が、車検まで半年を残すか否かで結構変わってくるという話をディーラーで聞いたことで、来年の車検を取る金額と下取りの値下がりを考え手放すのは今しかないという判断にいたった。

そしてその後継機種として候補にあがったのが、996カレラカブリオレのMT、MY03モデルで1.2万キロ走行で798万円だった。スピードイエローのそのクルマは、なかなか程度もよくて、魅力的だったけれど博多の物件だったために、即決というわけには行かず悩んでたし春までじっくり探せばいいと思っていた。

Bmw_z8_0007 しかし、そこに登場したのが、かつて憧れていたBMWのワン&オンリーのスピードスターであるZ8だった。このクルマを偶然会社の前で見かけて考えが大きく変わった。オールアルミのボディにM5譲りの5LV8400PSが乗ったオープンカーは、唯一無二。2000年のミレニアム記念で生産されたときの新車価格は1700万というシロモノ。プロトタイプのデザインは、あのDB9やヴァンテージをデザインしたヘンリック・フィスカーによるデザインコンシャスなエクステリア&インテリアは、機能一辺倒の996カレラカブとは役者が違うと感じた。

Ts351261 そして11月の時点で全国に3台しか出てない中古車を、すべて見に行って決めたのが、このクルマだった。2000年式のBMW Z8ロードスター。走行距離1.2万キロ弱。ワンオーナーのディーラー車。走り出して思ったのは、とにかくエンジンが楽しい。1000回転でドロドロと走る楽しさと、レッドゾーンまで回してギュンギュン言わせても楽しい。直線だけのスペックで見れば、997カレラSさえしのぐポテンシャル(0→100km:4.6秒)を持っている。

Bmwz8045 そんなスペックだけでない魅力が、このインテリア。赤のレザーとチタンシルバーのボディ同色のダッシュボードのコンビネーション。さらにアルミ削りだしのボタンやダイアル。文句なしに美しくて、見てるだけで飽きない。


Img_00860ポルシェが走りだしてから楽しい車だとすれば、これは座ってから楽しい車なので、これからじっくり付き合って行きたいと思う。

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