【クルマ】２代目ＴＴＲをじっくり見る

１号機のワイパーブレードの交換と水温センサーのフォルトの確認のため越谷へ。先週見たＴＴＲはすでに売却されて納車され、陸送で到着ホカホカのシルバーがショールームに飾られていた。

このクルマはマグマレッドの内装でなかなかいい。前回見たルクソールベージュよりスポーティな印象だ。残念なのは、メーターフードやセンターコンソール、シフトノブやサイドブレーキ周りがブラックのままと言うこと。できればここもマグマレッドにして欲しかった。

もちろんエクスクルーシブでは対応できるだろうけど、一気に金額が跳ね上がるからなぁ。

このクルマのさらにちょいとお洒落な部分は、トップがダークグレーになってること。ボクスターでも聡だけれど、ブラックのトップよりグレーのほうが軽くてやわらかく感じるので上品に見えること。

前回のレポートでも書いたけれど、クーペに比べロードスターのリアスポイラーの方が立っているのがわかる。ボディ上面の風の流れが違うから当然だけれど、ロードスター専用設計にしてあるあたりは評価できる。

クーペとの違いはシート周りにもあった。まず肩口のシートベルトガイド。初代にはこれが無いおかげで、低い位置から出てくるシートベルトがクビにかかって難儀したから、この改善処置は◎だ。

さらにシートバックがクーペと違ってアルカンタラになってる。初代ロードスターと同じ処理だ。ボクスターやうちの3号機などに見られる樹脂性のシートバックもスポーティでいいけれど、この仕上げも上質感があっていい。

初代との大きな違いは、やっぱりこのサイドウインドウ部分。初代は固定の三角窓があり、サイドウインドウを下げてもそれが残ってドライバーへの風の巻き込みを防いでくれた。実際試乗してみないとわからないけれど、三角窓が無くなって巻き込みがどのぐらい増えたか興味深いところ。

とはいえ、三角窓が無くなってドアミラーに対する視界はかなり改善されたのも確かで、この部分のトレードオフは妥当かもしれない。

2代目ロードスターに、はやく試乗してみたくなってきた今日この頃。
乗ったら結構やられるかもしれない・・・。