【クルマ】JファクでTTクーペ2ndに乗る

TTRへのシートの取り付けを待つ間、JファクのY塚社長とMさんのご好意でJファクチューンのNewTT（2.0TFSI）に試乗。

ホイールぎりぎりにローダウンした足回りはH&R。ディッシュタイプの19インチホイールからちらりと覗くのは6ポッドのブレンボ。

テールから覗くつや消しのマフラーは、Jファク定番の青波。エンドはいつものブルーテールじゃなくてつや消し仕上げ。

まずは、Pookey氏のドライブの助手席に乗り込む。

走り出して、駐車場から道に出てびっくり。19インチホイールでH&Rサスって言えば、ゴツゴツかゴトゴトと来るという経験則とは裏腹のスムーズさ。

ボディの軽さと足回りの動きのよさを実感しながら、Jファク専用テストコース(笑)を快調に走り、ぐるーっと回ってJファクに帰着。いやー、乗り心地いいし、ブレーキもよく聞くし飛び出しも悪くないし、やっぱり新しい車はいいねーと。

今度は、自分が運転席に乗り込み、助手席にはY氏がのかって再びJファク専用テストコースへ。FSWなみの長いストレートをスルスルと加速。ドライバーもパッセンジャーも口をそろえて「速っ！」ストレートのおしまいでブレーキを軽く当てるとガツンと来る。さすが6ポッド。自分の好みとしては、もう少し初期制動が甘いほうがいいけれど、ブレーキの効きはすばらしい。ストレートから続く右コーナーの立ち上がりで、フルスロットルをくれたけれど足回りは微塵も暴れずESPのランプが点灯もせずグイグイ前にでる。ノーマルだと軽くて頼りなげなステアリングフィールが、19インチのおかげでちょうどいい塩梅だ。

コーナーの立ち上がりをフル加速していくときに、ちょっとしたギャップで左リアタイヤがボトム気味になり、ちょこっとリアのインナーフェンダーをこすったけれど、これはY塚社長いうところの想定内の範囲。

それにしても、H&Rの新しい足はしなやかでいい感じ。マグネティックライドのスポーツモードと同等ぐらいの締まり具合でありながら、19インチのゴツゴツ感が無いしなやかな仕上がりでよかった。

10分ほどの試乗で、戻ってきて開口一番、やっぱり10年前の初代とはちがうねーと(笑)。
エンジンルームを覗けば、綺麗な仕事で、きっちり造りこんである。インテークとマフラーの相性もわるくなく、ありがちな中速域のもたつきとかも出てないいい仕上がりだ。青波のマフラーもキャノピーの中はノーマルと同等だったから、静かだなーって話してたんだけれど、外で聞いたらけっこうデカイ音ってのがいい(笑)。

Y塚社長、Mさん、ありがとうございました。