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2007年10月 4日 (木曜日)

【クルマ】ガヤルドスーパーレジェーラに乗る

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一通のDMが届いた。

麻布の猛牛の牛舎で超軽量猛牛の試乗会をやるという知らせ。

超軽量猛牛は、5LV10をつむ子牛を10PSアップして100kg軽くした特別仕様車。

わざわざご招待いただいていかないわけなには行かない。

雨の中クルマを飛ばして、麻布の牛舎を目指した。

R0011116 牛舎に到着すると、襲撃準備万端の超軽量猛牛がプラットホームで2機待機(笑)。

高ぶる気持ちを抑えながら、わかりにくい入り口を見つけて牛舎の中に入る。店内は、落ち着いた空気が流れており、フェアをしているといいつつ、お客は、自分たちのほかにもう一組のみ。

店内には屋根なしの色違いが2台と、屋根あり1台が鎮座していた。なかでも、左の白のボディに赤と黒のツートンの内装をおごったやつは、なかなかのオーラーを放っていた。

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DMをいただいた営業のU氏に挨拶をしたあと、さっそく表の黒の戦闘機に乗り込む。超軽量のスーパーレジェーラは黒いのだったからだ。まずは広い道まではU氏が運転し、その後で交代するという段取りだ。走り出して感じるのは、固くしまった足回り。かなりコツコツと路面の凹凸を拾って突き上げてくる。

それなりの速度で走ると気にならなくなる感触だけど、市街地を50km前後で走ると気になる。とはいえボディの剛性が非常に高いからショック自体はしっかり動いていて、箱車に車高調いれて固めたみたいな脳みそが揺れるような安っぽい突き上げはない(笑)。

エクゾーストはフラップでコントロールされてるとおりの、低回転では低く落ち着いた音で車室内でも普通に話しができる。エンジンのメカニカル音のゴロゴロとしたこもり音はあるけれど不快感を感じることはない。

R0011118 内装は、スーパーレジェーラだけに許されたフルアルカンターラ張り。光らないからウインドウとか見やすいが、夏は暑苦しいかもしれない(笑)。

電装系は、わかっていることだけどAudiと同じで見慣れていて安心感はあるけれど、2500万を超える車が700万のA6と一緒のパーツというのはちょっと微妙。

ダイアルとかスイッチの色だけでも、もう一工夫あるとだいぶイメージが変わるとおもうのだけどね。あまりに色がなくてぶっきらぼうだ。

R0011121試乗車はMTではなく、e-gear仕様。本来シフトレバーのある場所には、こんな感じでスイッチが並ぶ。U氏のドライブで乗っている限りではスムーズ。おそらく今まで乗ったことのあるツーペダルMTでは一番スムーズだと感じた(DSGは別として)。

センターコンソールやドアパネルなどカーボンがいたるところに奢られているので、フェチな方には魅力的だと思うけれど、自分は上記した赤黒の内装のほうが魅力を感じた。


広い道路に移って、早速乗り換えた。着座位置は低いのだけれど視界は開けていて狭さを感じさせない。そもそも車室内が明るいから不思議な感じだ。左右の視界も開けていて密閉間はさほど感じないのだ。

R0011119それこそ初代TTクーペの視界並みといっていい。TTオーナーの多くはガヤルドにのってもおそらくほとんど違和感を感じないとおもう。

e-gearのパドルで1速にしてブレーキを離すけれどクリープはしない。そのままアクセルに軽く足を乗せると上手に半クラッチをつないで走り出した。ATモードのまま、走るがそんなにギクシャクはしない。制限速度そこそこの流れに乗って走るには、まったく問題ない。ただ気になるのはブレーキだけ。

試乗車両はCCB(カーボンセラミックスブレーキ)を装備していたがCCBにしては初期制動がきつい。997のPCCBもそうだけれど、どうも最近の傾向としてビギナー向けのセッティングになってる気がする。

始末が悪いのは、交差点でゆっくり止まろうとするとこのガックンブレーキの合間に、シフトダウンを繰り返してしまうことだ。なので余計にギクシャクしてしまう。結局あまりいい乗り方じゃないけれど、左右のパドルを同時に引いてニュートラルを出して、ブレーキだけで止まることを選んだ。

R0011120麻布十番を左折したら道がすいていて前が開けたので、パドルシフトをたたいて2速にシフトダウン。グォンと言うブリッピングが勇ましい。そのままためらわずにグイっとフルスロットルをくれてみる。

540PSだからはじけるように飛び出すか、テールをちょと振ってからESPランプを点滅させてスロットルを絞られるかと構えたけれど、そんな凶暴さは微塵も感じさせず、するすると加速。

オーストラリア大使館前あたりで3速にアップし、さらに加速。そのまま六本木ヒルズのトンネルへ突入。前が詰まっていたので2速にシフトダウンするとガオーっという爆音が鳴り響く(笑)。ハネウマのクォンという乾いた音とは対象的だけれど、力強くていい。

トンネルを出たら4速、5速とシフトアップして制限速度あたりを1500回転ぐらいで走れるのは、さすが。ちなみに、この速度で6速は入れられなかった。外苑西通りから西麻布の交差点に向かうS字をアクセルワークを交えて切り返す。ステアリングの重さはちょうどいいし、スロットルの反応もいい。ボディの軽さは十分に実感できて、左右の切り返しに余分の動きは皆無。

R0011122 とはいえヘビーウエットといっていい路面だったので、切り替えしで、ちょっとフロントが逃げ気味でプッシュアンダーが顔をだしたけれど、あわてずステアリングをちょっと切り込んでスロットルをくれたら軌道修正OK。

実に安定していて997カレラ4S並みの印象。あれよりパワーが200馬力ちかく余計にあることを考えるとすばらしい出来だ。

おおむね30分ほどの試乗だったけれど、とにかく乗りやすく扱いやすいという印象が残った。スタイルから想像するより、視界は広いし、ミラーも実用的。

これなら997同等の普段使いができる。ロングツーリングでも通勤でもOKだ。とはいえ、997ターボがこの車より1000万近く安いことを考えると微妙なところ。997のほうが馬が60頭ほど少ないが、おそらく速さは互角とみた。安定感も互角。内装も互角(苦笑)。

Dscn0058 エクステリアの差とe-gearの差、そしていまや大黒カローラとまで揶揄されるまでに売れまくっている997をどう考えるかだと思う。

正直、自分はこの試乗を終えてみて、心が躍るような気持ちの高ぶりは残らず、至って平常心で出されたコーヒーを飲んでいた(笑)。これは997のカレラ4Sの試乗と同じ気分だった。

コーヒーをすすりながら、AudiのR8がガヤルドにどのぐらい近づいてるかによるけれど、1000万安いということを考えたらR8って結構リーズナブルかもしれない、などと不謹慎に考えていた(笑)。

Z8の査定を一応お願いして、お店を後にしたのだけれど、普通の人なら、これでこの日は満腹で田舎への帰路につくところだろうけど、なにせエプロンおやじ隊として、焼きそば食った後に、一鶴で親鳥+おにぎり食べるような貪欲な慣習にならされたためか、一日に2度おいしい思いをせねばと欲深くなっており、牛舎を出た足で、大英帝国の騎士が待つ赤坂へと向かったのだった。

つづく・・・

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コメント

普段使いができるスーパーカーと言う点で、本当に911ターボと競う車って思いました。六本木界隈の渋滞でも普通に走れたし。ともすればランボに乗ってることを忘れそうに(笑)。e-gearの熟成度合い充分ですからCCBだけ辞めればGooだと思います。

投稿: ta_tsu | 2007年10月 4日 (木曜日) 14:57

レジェーラはセンター円形パネルもカーボンなんですねぇ。
フェチには堪らない鴨。(^m^)

意外にも普段乗り出来る事と・・・・普段乗りの場合、意外に遅く走れること(笑)に魅力を感じてます。(^^;)

諸事情により、敢えて長期戦を選択しましたが(笑)、最終的には逝く所存であります。。。

投稿: pookey | 2007年10月 4日 (木曜日) 14:51

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