リフトアップ顛末記。
何をやったのかといえば、作業自体は4つ。
1)仮止めしていた変圧器の入力電源コンセントの加工
2)ブームの位置調節
3)載せるクルマの前後位置調節
4)ブームの左右高さ調節
1)の電源の加工は、絶縁チューブの手持ちがなかったので接続端子を線から外して絶縁チューブをいれてから再度圧着するだけ。地面を張っていたリフトのモーター電源ケーブルを天井の梁に這わせるところまでやって20分ほどで完了。
2)の作業が結構大変だった。ジャッキアップしたところを見てもらえればわかるが、ブームは左右非対称になっている。運転席側が長めで助手席側が短めという設定だ。当初はバックで入庫してリフトアップするつもりだったので、この写真とは逆の向かって右手側が長いブームで設置してもらっていた。しかし実際にクルマをリフト位置に合わせてみるとクルマの前後バランスの関係で頭からいれないと後ろ側の作業スペースが取れないことが判明(汗
一本30kg近くあるブームを取り外して、左右を入れかえることに。ブームの脱着については昨日の設置工事時にやるのを見ていたから、作業自体はのみこめているのだけれど、一人でやるとなるとブームを支えておくのができず、ガレージにおいてある椅子を使ってブームを支えて作業。4本やるのに概ね40分ちょっとかかった。
3)の作業はあっさり終わるはずだったのだけれど、いざブームをボディ下に入れて見ると、車高とジャッキアップポイントの関係から、ジャッキアップポイントにブームの先端をあわせた時に、ブームの根元の太い部分が先にサイドスカートにあたってしまうことが判明。仕方なく、クルマの下に敷き板を入れ車高を3cmばかり上げた。
その上で作業を再開。
リフト設置の折に聞いていたとおり、タイヤが10cmほど浮くぐらいの高さに上げてクルマを前後にゆすってバランスをチェック。初回は案の定フロント下がり。フロントヘビーなクルマということがよく解った。一端クルマを下ろして、リフト支柱とクルマの位置を調整して再アップ。これを2度ほど繰り返してベストな位置を決めた。
この写真を見て解るとおり、ドアミラーあたりに支柱が来ているのが解る。これが概ね1時間半。
4)の作業は、バンパーが目線の位置にクルマで上げて、左右の傾きをチェック。リフト設置時に水平器をつかって、ブームの左右高さについてはバランスをとってあるけれど、実際に過重がかかると当然ブームの軸受けの遊び等がでて、左右のバランスに違いがでるため、ジャッキアップポイントに当たるラバー部分を回転させて高さ調整する。
これは2回で完了したので20分以内。
最後はリフトアップ限界の確認。ガレージに入る車で一番車高が高いのがTTRだから、このクルマで限界を見ておけば間違いない。というわけで、脚立をたてて天井とのクリアランスを見ながら段階的にアップしてみた結果がこれだ。梁までのクリアランスは10cm弱。
その状態で下に入るとこんな感じ。さすがにプレハブガレージの高さではこれが限界。とはいえ、この高さが取れれば下回りの点検やオイルフィルタ交換はできるだろう。
というわけで、ここまでの作業が終わったら5時ちかくになってしまった次第(笑)。
Z8のリフトアップバランスについては、後日に持ち越しとなった。
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