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2008年7月 2日 (水曜日)

【クルマ】S5に感嘆と賞賛。

また朝令暮改かよ、とご批判をいただきそうだけれども、まったくもって百聞は一見にしかず、いや百見は一試乗にしかず。

いつもお世話になっているAudi越谷に、S5の試乗車がやってくると聞き、V8フリークとしては乗らずになるものかと午後から拙宅の造園工事が入るというのに、1号機のオイル交換にかこつけて朝8時前に出撃(笑)。

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営業開始時間とほぼ同時に到着したが、すでに先客がいらっしゃって遊覧飛行中。。30分ほど待つと無事帰還され、では、どうぞと鍵を渡されたけれど、急遽召喚した友人の到着を待ってから試乗することに。

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赤の華やかなボディカラーにアルミのミラーハウジングとウインドウモールがいいアクセントになっていて、なかなかお洒落かつスポーティ。マッシブじゃないけれど、さりげなくドア下についているフィンがアクセントになっているが残念なのはアルミ色じゃないこと。

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インテリアはSのトーンマナーの黒にカーボンパネルがちりばめられた男臭い仕様で、こちらはイマイチ。ベージュとかブラウンだったらラテンテイストで良かったのだけど。

 

トランクは必要十分な大きさ。惜しいのは、キャディバックを横に詰めないところ。トランク左側にB&Oのオーディオユニットが入ってるためにくぼみが作れないから仕方ない。

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友人の到着を待って乗り込み、豪雨のなか発進。

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絶好のクワトロ日和(笑)といえるほどの雨の中、S5の真骨頂を垣間見るべく東北道のICに向かう。インパネはA4とほぼ同じでA6の流れを汲んではいるものの、プラスチッキーで安っぽい印象はだいぶ薄まった。しかしメーターナセルやベンチレーション、ナビなどの周りのメッキパーツはいただけない。

曇りでもメッキ部分の光の反射がチラチラしていて落ち着かない。デザインは機能の一部というフィロソフィーを持っていたアウディはどこにいったのだろう。メーターのメッキ部分はいただけないけれど、ステアリングはTTやRSでおなじみの子供っぽい下カットされた変形ステアリングではなくオーソドックスな3本スポークの楕円ステアリングはいい。握りの太さもちょうど良く握りやすい。

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S5に実装された新兵器がセンターコンソールの右端にチラッと光っているのがアウディドライブセレクト。設定を変更することで、アクティブステアリングによるタイヤの切れ角、油圧パワーステアリングの操舵アシスト量、ダンパーの減衰量、エンジンやATのロックアップ特性なども変更されるもの。

豪雨の中CONFORTで走ってみるが、CONFORTといっても緩くなるのではなく、ダンピングの減衰速度が遅くなる感じだ。つまり突き上げに対する収束の振動数は同じながら、ゆったりと収束する印象。ギャップを通過する音だとターンという軽くて長い感じ。逆にDYNAMICは瞬時にダンパーは締め上げてすばやく収束させるからドスンという短くて重い音。

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雨の中の深めの水溜りや轍でボディをゆすられる状況では、自分はCONFORTが乗りやすく感じられた。おそらくステアリングの外乱に対するゆとりが増えることも、轍には有効だと思う。

エンジンはB6-S4と同じ印象ながらも、ボディの前後バランスのよさとATのレスポンスの良さがあいまってトルクフルで小気味良くまわる感じ。A5の3.2を試乗したときに感じたダルな印象はまったく無い。やはりこのサイズのボディをスポーティに動かすには、V8のトルクが必要だと感じた。

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ブレーキの効きもいい。一時期のAudiに多く見られた初期制動ばかりの傾向からだいぶ改善されていて、リニアな効き味。自分的には、まだ初期制動が強めだと思うけれど、ブレーキを踏み切れない女性とかはこのぐらいじゃないと駄目なんだろう。

高速道路を一区間走ってICでおり、いつもどおりIC出口に作られたヘアピンなUターン路を5→4→3とパドルで落としながら、ちょっとオーバースピード気味に入ってみる。ドライブセレクトはAUTO。この速度は従来のS4ではフロントの重さに負けてアンダーが出てしまう速度だったが、S5はすんなりターンインし十分なマージンを感じさせる。3速ホールドで軽くロールした状態のままスロットルを踏み込みESPを効かそうとするけれど、まったくなにも起こらず、脱兎のごとくコーナーを立ち上がってETCゲートに駆け込んだ。

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帰りはドライブセレクトをダイナミックにして走る。突き上げはきつくなるがステアリングの重さやアクセルレスポンスは目に見えてよくなった。握りこぶしひとつ切るだけで、すすっと車線変更できる。スロットル開度の「はや開き」はBMWやポルシェのような過度な演出は感じさせずにレスポンスがスムーズになった感じで好印象。ワインディングを走るときは、このDYNAMICモードが結構面白そう。

帰りの高速の一区間はあっという間に終わってICを降りる。料金所を通った先は、バイパスに通じる導入路があるのだけれど、立体交差のためにやや太目の鉄板のジョイント部分がある。意地悪な自分は試乗したとき、必ずこのジョイント部分に深めの進入角度で入ってタイヤのサイドスリップ度合いを測るのだけれど、S5ときたら雨でつるつるなのに鉄板の存在がないかのようにあっさり通過。

過去こういう風に走り抜けたのはS8だけ。S6もRS4もタイヤ幅の半分もしくはタイヤ幅ひとつ分横にスリップしたのに。足回りの追従性、トラクションのコントロールすべてがうまくいっている証拠。本当にこのシャシーバランスは秀逸だと思う。

およそ30分の試乗を終えてディーラーに戻ってきたのだけれど、S5は掛け値なしに現時点でのマイベストアウディだった・・・クルマから降りて後ろに回るまでは(笑)

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後ろ姿をカメラのファインダーで見た瞬間、マイベストアウディからマイベスト”ドライビング”アウディに訂正(笑)。やっぱりこのテールから見たウエストラインは好きになれない。バンパー下にディフェイザー的なアルミフィンをつけたり、4本マフラーが顔をだしてA5よりマッチョな演出がされているのだけれども、テールライトの大きさも含め、どうにもオモニブな印象がぬぐえない。後姿はM3のほうが小股が切れ上がったような色っぽさがある。

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でも、運転してて本当に楽しかったのは確か。特にV8エンジンのフィーリングは先日乗ったM3よりも格段にいい。4.2Lは350PSあたりが適正馬力なんだろう。400馬力ごえさせるために高回転型にして中低速トルクが薄くなったV8は、V8らしさが感じられないからだ。V8ならではのトルクフルな味わいが無いのなら、フェラーリのようにフラットプレーンの雄たけびをあげなきゃ意味が無いと思う。両方乗ってみたけれど、80PS以上の力の差は実感できなかった。

試乗を終えた後、店内に展示されていた同色のA5と比較してみる。

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ミラーの意匠が凄く強いことがわかる。ドア下のフィンがアルミ色だったらもっと差が感じられただろう。ちなみにA5はベージュの内装だったのだけれど、この内装色だとダッシュボードがグレーとベージュのツートンになるので個人的にはこちらのほうが好きだ。

ちなみにS5はMY09では3.0LV6+スーチャーになると発表されているので、V8の搭載車は希少車になりそう。このV8搭載のS5株があればなーってのが正直なところだけれど、出ないだろうな~。

 

 

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コメント

クア太郎さん>
コメントありがとうございます。自分同様、A5に感じてたもの足りさはS5では完全に払拭されてると思います。太田だと販売店が小さいので、たぶんグループ内の高崎前橋でリクエストしないと難しいかもしれません。

投稿: ta_tsu | 2008年7月 2日 (水曜日) 17:22

越谷にS5が来てたんですね~^^

ta_tsuさんの文面から想像すると、
私が感じたA5の物足りなさが解消されている気がします。
太田にS5が来たら是非、試乗したいですな~^^

今後のS5は『3.0LV6+スーチャー』になるのですね~
RS4のMT(今後はS-tronic?)といい、V8のS5といい、
お金があれば、希少車を買い漁りたい気分です…^^;

投稿: クア太郎 | 2008年7月 2日 (水曜日) 13:33

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