【ロングドライブ】湯河原～箱根～沼津：Day1

先月の日帰り奈良往還から2週間。今度は一泊で湯河原～箱根～沼津のたびに出た。目的は、二つ。毎年恒例になっているAudi Music meets Art（AMMA）をみることと、2日の夜に沼津泊することを前提に、沼津の友人と呑むこと(笑)

もちろん移動すれば腹が減るし、AMMAを愛でる友人たちとすきっ腹を埋めるのも大事なイベントだから、ちょいと箱根から脇にそれて湯河原の老舗食堂で絶品の「五目そば」をいただいたうえで、会場のちょっと手前の箱根湯元の湖上を望むテラスでスイーツをいただくことに。

さらにせっかく箱根の足元たる沼津に宿泊したのだから、翌朝は久々（たぶん5年ぶりか）の箱根朝練にも出張る気満々で、結果としてテンコ盛りロングドライブとなった(笑)

初日、最初の目的地は湯河原の老舗食堂「味の大西」。名店とか行列のできる店とか、そんなけったいな店じゃなく、地元の町の人に愛されてるうまい店。

ちょっと遅めの昼過ぎの駐車場に三々五々いつもの食いしん坊メンバーが集合。

見てくれは、いまいちなのはご愛敬。でも、スープとチャーシューは絶品。この店ではチャーシューはもも肉のものとバラ肉のふた種類が使い分けられていて、五目そばはもも肉。チャーシューメンやラーメンはバラ肉が入る。

スープは、この店だけでしか食べたことのない独自の味。「五目そば」という名称どおり、これはタンメンでもラーメンでもない。この味はいうなれば中華料理の野菜スープとお雑煮の中間のようなやさしい味で、ベースになる鶏がらスープの味がほんのり顔を出す感じ。

トッピングされた三つ葉もかほりも効いていて、メタボ度は限りなく低い(笑)。

麺は珍しい手打ち風の平打ちの縮れ麺。さっぱりとして薄味のスープがよく絡む。

しっかり完食。

食後は、焼けるような日差しを浴びながらパークウェイをかけのぼって芦ノ湖へ。目指す目的地は湖畔にたたずむ「サロン・ド・テ ロザージュ」。ここでは偶然にも、みんカラでおせわになっているRS4オーナーのkappeさんたちとお会いできた。

ここのスイーツは、ウエスティンのカフェ同様に絵が描かれて配膳されるのだけれど、一部のスイーツは客の面前でスタッフが上手に描き出す。

好奇心旺盛な子供にとって、それは魔法のような瞬間かもしれない。

美味しいスイーツを満喫したあとは、一路AMMA会場の箱根彫刻の森へ。

いつもながら駐車場はAudiだらけ(笑)。とりあえず、開演時間がせまっていることもありそそくさと入場手続きを済ませて中へ。

はい、出ました！って感じでおかれた超弩級的馬力貨物車両(笑)

これ見よがしなブリスターフェンダーはマッシブというよりマッスル。

マッスルといえばハンマー投げの室伏なんだが、どこかシルエットが似てると感じるのはわたしだけか。

顔も室伏っぽい。

開演時間が迫るにつれ、山の夕暮れがせまってきた。

思い思いの楽しみ方がこのイベントの良さ。クールなJAZZをBGMに本を読む人、メールする人、深い眠りに落ちる人。

私は、寝そべって天を仰いでくれていく空を眺めた。
開演後40分ほどたったところで、沼津で友人との夕食の約束があるため途中退却。

人気のない駐車場をあとにして一路沼津へと向かった。目的地は沼津港の老舗「双葉寿司」だが、その日は湯河原や熱海、元箱根界隈でお祭りがあったため予想以上に移動時間がかかってしまい予定より30分遅れとなった。

沼津についてみれば、ここでもお祭り。水上のステージで渋いR&Bが演奏されていた。

双葉寿司は、8時看板のお店なのに、入店したのが8時だったこともあり、到着を待ちわびていた友人のhiro4氏にお詫びをいれるやいなや、出てくる寿司を片っぱしから平らげる。写真を撮るような不謹慎な行為はできなかったけれど、双葉寿司こだわりの地物の真子、メソ、アワビ、赤貝をメインに、マグロ、大中トロなどどれも抜群にうまかった。

人心地ついたところで、イタリアンレストランのSEGRETOへ。

14名ほどで満席になる隠れ家ティックなお店。

スレンダーなソムリエールがおいしいワインと、ワインにあったアンティパストを用意してくれた。うまいワインに、おいしいアンティパスト。友人との楽しい話題。

気がつけば日付が変わるような時間に。

明日は早朝から箱根朝練にでることもあり、このぐらいでお開きに。

Day2に続く。