【ロングドライブ】キトキト富山ととスノードライブ三昧①

1月最後の土曜日、かみさんのかってからのリクエストに従って、富山にキトキトな白海老＆寿司を食らいに向かった。目指すは285km先の白海老バーガーで一躍有名になった射水市の「道の駅：カモンパーク新湊」だ。以前は蛍烏賊メインでこちらに行ったのだけれど、今回は、蛍烏賊より白海老、さらには寒ぶりの鮨を食べたいこともあって、富山の射水市まで足を伸ばすことにした。

当初は、のんびりゆったり走れること、日本海のキトキト魚介で一杯やりたくなったときのために、かみさんが運転できる2号機で出撃するつもりだったのだけれど日本海側は大雪で大荒れとの天気予報をみて、一杯はあきらめ(笑)悪天候には絶対の信頼の在る1号機で出発した。

上信越道を北上するが長野県内は晴れ間がのぞく中、ときおりふわーっと小雪が舞う天気。大荒れの日本海側が想像できない。しかし今年の長野県北部、飯山黒姫界隈は雪が少ない。いつもなら雪に埋もれているナウマン像もこのとおり。温暖化のためか年々少なくなっている気がする。去年（08年1月）はこんな感じ、一昨々年の同じ時期はこんなに雪がつもっていた。

順調だったのは上越JC手前までで、トンネルを越えて北陸道に入ったとたん路面と天気は一変した。

空は日本海側ならではの重い鉛色の雲に覆われて、湿った雪が路面にも街路樹にもべったり積もっている。除雪車が除雪をしているため一時的に通行は遮断された。
富山にむかって北陸道を西進すると雪と風はさらに強まって天候はさらに悪化。

路面はすでに圧雪状態になっているのが解る。とりあえずホイールハウス内に取り付いている雪を落とすのとトイレ休憩のためにPAに入った。

見てのとおりお昼前だというのに薄暗く、降りしきる雪で海も見えない。

そんな天候が似合う頼もしいロードスターは、おそらくこのTTRQだけだろう。クワトロ＋スタッドレスの磐石の走破性で危うさは微塵も無い。トイレ休憩しホイールハウスの雪を落とした後出発。

北陸道を西に進むにつれ、トンネルを越えるたびに降る雪質が微妙に変わるのが面白かった。上の写真で見て解るとおり、上越JCを越えたばかりのときは、かなり水分の多い湿った雪で路面もシャーベット状。しかし名立谷浜SA付近では、気温が下がったために霰のように大粒で固い雪に変わり、路面は見ての通り圧雪状態になった。

さらに富山県にはいり黒部・宇奈月IC付近は、みてのとおり路面に積雪が見あたらないのだけれど、これは乾いた軽い雪が強い風に吹き飛ばされてるため。

左手の街路樹のしなり具合を見れば風の強さがわかるだろう。

そんな大荒れの空模様だったのに黒部ICを過ぎて、射水市に近づくにつれて、厚くて重い雲の切れ間からいきなり晴れ間がみえはじめる。なんとか予定の13時過ぎに道の駅に到着。

駐車場は融雪設備がついているおかげでクルマにへばりついていた雪もほぼ綺麗におちている。

この融雪の噴水けっこう勢い良く出ているので、下を見ないで歩いてると結構びしょびしょにぬれる(笑)。融雪路を見るのがはじめてだったかみさんは偉く感心してた。

カモンパーク新湊では白海老＆蛍烏賊のランチをいただく。

白海老の掻き揚げ、昆布締め、酢の物、お吸い物。

透き通るような白海老の昆布締め。

お吸い物。

こちらは、白海老の掻き揚げ天丼。白海老は、生きているときは半透明で透き通っているのに熱が加わると白くなるのが特徴。桜海老とは真逆。味は、甘エビに近く甘くておいしい。

白海老を満喫したあとは、寿司を目指して富山市内を東に移動する。

万葉線が走る高岡市内は、なんとも懐かしい風情。

高岡駅でお土産をゲットしてから第二の目的地の寿司屋へ向かった。

②に続く・・・。