【ドライブ】今シーズン初のパノラマライン出撃。

パノラマラインの冬期通行止めが解除されたのは、先月だったけれど、ここのところ5号機の足回りのセッティング出しに没頭していたことや、行こうと思うと雪や雨が降ったりと、なかなか走りにいけなかった。4月も押しつまった先日、好天に誘われ、ほぼ3週間ぶりに3号機をガレージから引っ張りだし半年ぶりのパノラマラインへ。

いつもなら草津側まで行ってから一気に下るのだけど、今シーズン初ということもあり、あえて北軽井沢の南コースから北コースの草津側入り口までのぼって戻ってくる往復コースを進む。

久々の3号機は、 前輪の直後に乗ってると言える1号機や、全長が3m程度の5号機ばかりのっていたために、ついついそのノーズの長さを忘れてしまってコーナーのターンイン が遅れがちになるのを修正しながら逆バンク気味の右コーナーが連続して難しいパノラマの上りを丁寧に登っていく。南コースを登りきるころには、修正はほぼ 完了して気持ちよく曲がれるようになったので北コースの上りはDSCをキャンセルして、ゼロドリフト感触を確かめながら登りきる。

草津側の入り口でUターン、一息もおかずにそのまま一気に下りへ。北コースの下りは、以前の嫌な汗の経験からDSCを切らずに、DSCが許容する範囲でのテールスライドを確かめながらおりていく。南コースは、キャベツ畑の準備で大型トラクタの通行が多くなっていたこともあり、ペースを落として、初春の嬬恋の景観を愉しみながら走った。いつも軽井沢側からみる南側の浅間山とちがって、嬬恋から見る北側の浅間山は角張っていて力強くみえる。

南コースの途中「愛妻の丘」に立ち寄る。ここは、 テレビのニュースとかに何度か報道されている「キャベツ畑の中心で妻に愛を叫ぶ！」というイベントでおなじみの場所。ネーミングは、あきらかに北海道の美瑛あたりを意識しているのが解るが、実際、このあたりの風景は美瑛ティックだから良しとしたい(笑)

テミル原則に深くうなずいたあと、減った小腹をいやすために、これまた今シーズン初になる長倉カフェへ向かう。3月末から営業されていたけれど、土日のみだったこともあり、なかなかタイミングがあわなかった。

というわけで、こちらも半年ぶりぐらいの久々のシャンパンムース。

しっとりとしていながらしっかりとしたスポンジの食感と、滑らかで上質なシャンパンムースのバランスは絶妙。

こちらは、新作の「レモンのお菓子」ケーキとは言わずあえてお菓子としたのは、ドイツ菓子のテイストを踏襲したからとのこと。

ドイツ菓子風のざくっとした食感の生地に、バターに練り込まれたレモンの酸味のバランスがよく非常に美味しかった。いままでの長倉カフェのケーキとはちょっと違っているが繊細な味と食感なので、これから人気のお菓子になりそう。