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2009年5月10日 (日曜日)

【クルマ】A4 2.0T S-lineに乗り、A6 3.0TQにも乗る。

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ここのところ、アウディに限らず新車の試乗はとんとご無沙汰だった。最後に乗ったのは3月のS3SB。というわけで、発売されてしばらく立っての遅ればせながらのA4 2.0TQuattroS-lineにAudi越谷で試乗した。

 

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渡されたキーは、もっているだけでいいインテリジェントキーを渡されて、そそくさと乗り込んだ。A4に乗るのは、たぶん初めて。ディーラーから近所の駅に送ってもらうときに3.2Qに同乗したことがあったかもしれない。

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今回試乗するのは、最近ラインナップに追加された2.0TQのS-line。見慣れたこともあるのか、以前ほど大きく感じないのは拙宅のA4Cの大きさに慣れて、A3SB乗ってた頃とは違う印象を受けてるのかもしれない。

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キーをポケットにいれたまま、助手席側のスタータースイッチを押してエンジンを始動。A3SBやTTの2.0Tのような大げさなブリッピングなく静かにアイドリングを始める。このあたり明確に味付けがことなっている。A4にDSGが着いているという先入観がなかったので、Dレンジにシフトを押し込んだあとクリープを待ってしまった(笑)。
走り出した第一印象は、スタビリティの高さ。おお!って思うほどに路面を捉えている実感があり、ディーラーの出口から国道にでるときも、段差をなめるようなスムーズさがある。でも、ステアリングの軽さは相変わらずで、指2本でつまんでまわせてしまう・・・。これは、やっぱりなじめない。でも、速度が50km程度にあがったときの感触は改善された印象をうけた。以前のった3.2は、高速でもステアリングの軽さが気になったけれど、今回は50km越えたあたりからはリニアな印象に変わった。

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いつも通り高速道路のICへ向かうが、その道すがら助手席のかみさんが、乗り心地がいい。わだちや路面の波打ちに対してフワつくことなくしっかり路面を掴んでる感じがしていいと好評価。確かに足の動きは今まで乗ったアウディの中で一番良いと感じた。しかしブレーキは相変わらずの初期制動の強いタイプ。しかもペダルが高めだから、シートを遠目にしないとコントロールしにくい。
高速道路の料金所からは、いつもどおりのSモードでのカタパルト発進。飛び出しは2.0Tらしい勢いがあったのだけれど、3速、4速とシフトアップしていくにつれ加速度のカーブは甘くなってしまった。この感じはS3SBのときとにてる。意識的に高回転でのブースト圧を抜いている感じだから、ワープ巡航にうつるにはちょっとノンビリな印象。
しかし足回りは高速域でも抜群で、居眠り防止用に路面に刻まれた横溝も、タタタンではなくトトトンという軽く低い音だけで突き上げ感なし。さらにワープ速度での車線変更も軽くロールしつつも揺り戻しは全くなかった。

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いつもなら隣のICで折り返すのだけど、あまりの足の良さと乗り心地の良さに、もうちょっと乗りたくなって、もう一つ先のICへ(笑)。ここのランプはなかなか急なターンなので、これまたいつも通り、ちょっと意地悪くアンダーがでるようなラインで入ってみたのだけど、全くのオンザレールできれいに曲がりきった。回頭性の良さはもちろん、パワーを入れたときの前後加重のバランスの良さはBMWはだし。
やっぱり、今まで乗ったアウディで一番の足回りだと実感。そんな足回りの良さ故にきになったのが、シートのフィット感。
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S-lineは、ファブリックのシートなんだけれど、サイドサポートがほとんどないだけでなく、レザーシートのあたりに比べて座面がベターっとしていてうまく分散されてないような印象を受けた。好みだとは思うけれど、自分的にはイマイチ。通常のレザーシートの方がいい。
試乗おえて足回りの良い故に、どうしても2.0Tじゃアンダーパワーな印象を受けてしまう。この足回りなら、もっと地面を蹴り上げるパワーをぶち込んでもスタビリティが変わらないことが想像できるからだ。もし自分がこのクルマを乗ることになったら、迷わずROMチューンしてしまうに違いない。2.0Tのポテンシャルは高いから260PS程度にアップできるから必要十分にちがいない。さらに可能ならばS4を手にする方がいいかもしれないが、馬力は333馬力になり、スポーツディファレンシャルが装備されるものの、価格は一気に240万ほどアップする。
以前A5クーペに試乗した後、S5に乗ってシャシとエンジンのベストバランスはS5だと思った時と同じで、3.0Tの乗るS4に無性に乗ってみたくなった。とはいえ、まだ試乗車は出回ってなく、来月以降になるとのこと。であれば、その片鱗を想像する意味で3.0Tを積んだA6にも乗ってみることに。実際は、A6の3.0Tよりもプラス43PSだからもっとパワフルなんだけれど、旧A6の2.7Tと旧S4の2.7Tとの関係同様にニュアンスは汲み取れるはず。幸いなことにA6 3.0TQの試乗車もあったので、早速乗り換えて出発。

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インテリアは、濃いめのブラウンでなかなかシック。

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シートの座面は、先ほどのA4 S-lineよりもしっくりくる。走り出して驚くのは、トルクが太いこととスロットルのスムーズさがいささか足らないこと、スリップ多めのATが古くさく感じること(笑)。
A42.0TQの後にのるとこんなにも世代の差を感じてしまうとは・・・。
エンジンのインプレション以前に、上記とあわせて足回りのゴツゴツ感とかに気を取られてしまう。もちろんA4と比べてよい部分もある。それは前述のシートとブレーキ。このA6のブレーキはカックンセッティングではなく、リニアでコントロールしやすい。

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試乗をおえて思うのは、3.0TFSIエンジンはトルクフルでありながら、スーチャーの弱点である高回転でのストレスを感じさせないので、これがあの上出来のA4の足回りにのったS4への期待感が非常に高まった。
試乗にあたってかみさんにも運転してみるか聞いたのだけど、良いクルマで乗り心地も良かったけど、自分で乗りたくて欲しくなるデザインじゃないから遠慮しとくってあっさり流された(笑)
間違いなく似た者夫婦だな、こりゃ・・・。

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コメント

エンジン音は、いつものAudiFSIの色気のないV6の音でした(笑)、これは従来の3.2と同じ。

逆に言えば、SC付きの3.0TなのにキーンというSCならではの高周波音がほとんど聞こえなかったのは、さすがだなって感じです。

インパネは、選べるといいんですけどね。エクスクルーシブとかでアルミヘアラインとかピアノブラックぐらいに変えられるとかなり違うでしょうに。

投稿: ta_tsu | 2009年5月13日 (水曜日) 18:26

現在乗っている車はボルボV70のT-6なのですが、これにする前にA6の3.0TSIと迷いました。結局試乗車がずっと先と言われたので、やめたのですが・・・一番気になっていたのは実はエンジン音でした。何故か外国メディアが一言もエンジン音には触れていないので、凄く気になりました。どんな感じですか?

個人的には、現行A4シリーズの集大成になるであろう、RS4にどえらく期待してますwwwでもインパネ中央部分のショボイ樹脂パネル、B7並のタンパク塗装にならんのでしょうか・・・

投稿: Flyingkoala | 2009年5月12日 (火曜日) 18:23

クア太郎さん>
>S4をROMチューンで馬力アップしても、ミッションは耐えられるのかな?

公式発表されている7速Sトロニックの耐トルクは550Nm/9000回転、S8のV10にも搭載可能なので、余裕かと。もっとも、パーツがすべて共通だったらの話ですけどね。

投稿: ta_tsu | 2009年5月11日 (月曜日) 16:59

ta_tsuさんのレポートで、2.0Tが欲しくなってしまいましたし、俄然、S4に興味津々です。TTは初代に任せて、2代目の後任はS4とか…
ただし、DVDナビが気になります。HDDナビの方が…
それにしても、2.0TでROMチューンはOKとして、S4をROMチューンで馬力アップしても、ミッションは耐えられるのかな?
もし、ミッションのマージンが少なくて、S4はROMチューンであまり馬力アップできないなら、2.0TでROMチューンというパターンがお買い得な気がします。

投稿: クア太郎 | 2009年5月11日 (月曜日) 14:55

moutonさん、コメントありがとうございます。
2.0TQにもぜひ乗ってみてください。3.2よりもさらに良くなってます。明らかにモデルイヤーでアップデートされてますね、ってディーラーの担当も行ってました。ステアリングの軽さも、2.0Tの方が高速で安定している印象を受けました。

しかし・・・あのプラスティッキーなインパネはなんとかしてほしいです。強い日差しがあたるとチープさが倍増してました。なのでインパネの写真は割愛した次第(笑)

投稿: ta_tsu | 2009年5月10日 (日曜日) 09:55

A4の3.2を代車で2週間弱乗って、最新は最良のアウディをじっくり体感しました。特に文句の付けようはありませんでしたが、唯一、ステアリングがセンシティブ過ぎて、旧型に慣れた身としては逆に落ち着きませんでした。

投稿: mouton | 2009年5月10日 (日曜日) 09:47

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