ドライビング・エクササイズな一日。

「エクササイズ＝練習＆例題」という意味だとして、2年ぶりに筑波のジムカーナ場でエクササイズに明け暮れた。参加者のほとんどがモータースポーツ経験者 （参戦中なかたも）であり、ドライビングスキルは基本的にある方々ばかり。それでも、このエクササイズに参加する。自分も一昨年初参加して、免許取得後25年ぶりに 開眼させられたと実感したエクササイズだったから、今回もまよわず参加。

早朝の筑波サーキットジムカーナ場に集ったエキスパートドライバーな面々。9割がロータスで、あとは自分のZ8、RittyくんのRS、と黄色い蛙さんのNSX、師範の井土さんのFDのみ。あとはすべてロータス。

JAF戦に参戦中のカップカーもトランポで参戦。

エクササイズでやることは非常に単純。ジムカーナ場に置かれたオーバルティックなパイロンの周りをグルグル回ってターンインの練習をする(笑)。

下の写真の2−11に乗る師範代のかさじ氏曰く「プロゴルファーでさえ、うちっぱなしで練習するでしょ、これは、それと同じ」。オーバルなパイロンをコーナーに見立てて、クリッピングを捉えるときに加重移動でクルマの向きをクイックに変えるレッスンであり、これはテクニックではないスキルアップのためのエクササイズ。

前回は、1号機で参加して以後マシンコントロールが格段にアップしたので、今回は3号機を持ち出した。3号機を購入して2年半、2.5万キロほど走ったけれど、いまだに自分の手足として仕切れずビックトルクのFRをリスクなく動かせてない。どこかで手探りな走り方のままだから、このエクササイズでしっかり見極めたかった。

で、これがその練習の成果。

クリッピングに見立ててたパイロンに対して前輪を軸に直線的かつコンパクトにターンインし、クリップを越えたとき前輪の舵角はゼロでアンダー無しでフルスロットル。動画下の真横からの写真をみれば、クリッピングを越えた時点で横Gがのこってロールしていてもステアリングが切れてない。

下のはターンインが失敗している時のラインの比較。クリッピングポイントを越えたときの前輪の切れ具合をみればわかる。

明らかにまだステアリングが切られた状態でアンダーが出ており、リアのトラクションに大してパワーオーバーステアに持ち込んで帳尻あわせしている。

朝8時半から15時過ぎまでランチタイムまでの4時間、4班に分かれて3分はしって10分休憩を繰り返す練習をひたすらしたおかげで、3号機の動きが本当に良く解った。1号機や5号機では日常的にこのラインを意識してワインディングを走れていたけど、これからは3号機も同じように走れるようになった。

次回は、5号機を持ちこみたいなと思うのだけど、筑波まで壊れずにたどり着けるかが問題か(笑)

最後に・・・

雨の中、見学に来て上記ムービーを撮影してくれたつっちーに深謝。次は一緒にエクササイズしようね。