【メンテ】1号機タイヤ交換。

秋の恒例行事を目前に控え、一号機のタイヤ交換。タイヤ交換自体は、いつものp-yokoさんでお願いしたのだけれど、帰宅後ちょっと走ったらブレーキ周りに違和感があり、一旦リフトアップしてタイヤを外して点検した。

今回は久々に、というか18インチでは初めてになるP ZERO CORSAをチョイス。このタイヤは、そのアグレッシブなタイヤパターンからSタイヤに見間違われやすいけれど、その素性はハイスポーツラジアル。

このタイヤは、レーシングタイヤ並みに、回転方向だけでなく内外の指定もあるのが特徴。だから、このとおりタイヤには取り付け指定がある。

その理由は簡単で、このタイヤはトレッドパターンだけでなくタイヤ形状そのものが内外で大きく異なっているからだ。下の写真を見ての通り、外側がラウンドショルダーで内側がスクエアショルダーという凝ったデザイン。

この独特なシェイプのおかげで、このタイヤはネオバなどに代表されるハイグリップ系のスポーツタイヤとは一線を画した操縦性を提供してくれる。それは絶対的なグリップ性能重視ではないステアリングコントロール性重視。ラウンドシェイプだから、ターンインのときのシャープさはネオバとかには若干劣るけれど、コーナーを回り始めてからの接地感とインフォーメション、そしてブレーキングコントロールのしやすさが秀逸で、滑り出しても、トラクションが抜けずコントロールしやすい。

また、ぱっと見てトレッドパターンに立て溝が全くないことから、ウェット性能に疑問をもたれやすいけれど、雨の日に走ってみると驚くほどにウェット性能は高くて不安感はない。並というより優れているといっていいほど。

グリップ重視のタイヤに比べれば、ドライビングスタイルで好みのわかれるキャラクタだけど、自分のスタイルには非常にあっていて、このタイヤでワインディングを走るとグリップに依存した速さではない、トラクションを掛けて曲がる楽しさがある。

とはいえ、当然ウィークポイントもあって、それは減りの早さと価格(笑)。滑ってからもトラクションを掛けて走るスタイルが面白いから、みるみる減ってしまう(笑)。峠やサーキットに通ってると5000kmぐらいで終わることも。でもって価格はネオバ同等以上；；；

でも気持ちいいから、やっぱり選んじゃうし、減るのは承知でトラクションを掛けてコーナーを回ってしまうんだなぁ。

雪が降るまで、後わずか。今週末もワインディングに呼ばれてきます。