【ドライブ】久々の満月ドライブ。

11月以来、ひさびさに満月に走りに出た。本年1月は一ヶ月に2回満月があるという特異月。元旦が満月だったために可能になったのだけれど、2月28日のおかげで、さらに3月も1日と30日の2回満月になるという稀な年。ちなみに、この後は2012年の8月まで一ヶ月2度の満月はやってこない。

満月に誘われるように、3号機をガレージからだし、屋根を開け放って松井田を目指して碓氷バイパスを下る。

満月で明るく照らされた碓氷バイパスの下りは、トラックがペースカーとなって制限速度＋アルファ程度でノンビリ流れていた。幸いなことに碓氷峠をこえたあとの気温は、この時期としては高めで1℃。3号機の良く効くシートヒーターと昨年、取り付けたウインドディフレクターで十分対応できる寒さ。

目的地の「あってり麺こうじ」には、およそ40分で到着。

餃子は、茹でもやしが乗った浜松風のちょいと小振りな餃子だけど、肉汁たっぷりで美味しい。

ラーメンは上がおなじみ「あってり麺」、下が今月だけのトライアル「昭和55年」という名前の懐かしい中華そば。ラーメンの後は、月明かりのした屋根をあけたまま隣町の富岡のミスドにむかい、ドーナッツと珈琲をテイクアウト。碓氷バイパスで軽井沢へ。

土曜日の22時過ぎということもあり道はガラガラで、登坂車線をゆっくりと上る大型トラック以外にほとんど走るクルマは無かった。夏タイヤより30mm細くなったリアタイアのグリップに注意しながらも、久々のビックトルクの400PSを気持ちよく解放し、わずかな時間で軽井沢まで駆け上った。

ほぼ同じ馬力対荷重で、かつFRの5号機のダイレクトでトリッキーなFR感とは違う、しなやかで滑空するようなこの走り味は、このクルマならではで、他に類をみないとつくづく思った。