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2010年11月30日 (火曜日)

【インプレッション】オースティンヒーリースプライトMk2で碓氷を走る

自分が、このクルマのインプレッションをこのBlogに書くとは、よもや思っていなかった。実際、このヒーリースプライトMk2が欲しいなと思って、ネットを検索しても、その成り立ちや由緒にかかわるレビューやメーカー公開スペックはあっても、実際どんな運動能力があるのかのロードインプレッション的なものは見当たらなかった。

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元のオーナーである匠さんもふくめ、エンスーな先輩諸兄からはお叱りをうけてしまうかもしれないなと思いつつも、古の想いにはあえて触れずに、いまここにあるヒーリースプライトがどんな走りをするか確かめるべく、いつもの碓氷峠旧道へむかった。

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走り出す前に、エンジンオイル、空気圧などひととおりチェックしてゆっくりとスタートし、タイヤがあったまり始めた途中あたりから、いつもの調子でタイヤのグリップを図りながら前輪を軸に旋回するラインをとってみた。

みてのとおり、いやはや、こいつはいまでも立派にスポーツカーだった。フロントミッドシップされた1098CCのエンジンはノーマルカムのままとはいえ、5000回転まではストレス無くまわる。ノーマルのSUからウェーバーにリプレイスされたキャブの恩恵もあいまって1098CCとは思えない野太い吸排気音が勇ましい。

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イギリス車らしい、細くてフラットなステアリングは、かなりダイレクトで荒れた路面のキックバックも含め路面からのインフォメーションは的確に伝わってくるから、ロックぎりぎりまでブレーキを踏み切れる。下り坂をあれだけハードに下っても最後までブレーキはフェードすることなく、しっかりとしたままだったのは、やはり850kgという車重の恩恵が大きいだろう。

今回乗ってみて気になったことは一点。
それはドライバーの重量によるサスペンションセッティングの調整が必要ということ。前5号機でもそうだったけれど、車両重量が軽いだけに、ドライバーが乗る右側と空席の左側のバランス差が操縦性に顕著に現れる。このクルマで言えば、運転席側のみ1割重量が増しているから当然だろう。
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前オーナーが一枚落としたリーフスプリングを運転席側だけ戻すとちょうど良い感じになるかもしれない。これは来春への宿題として考えておきたい。

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コメント

moutonさん>
コメントありがとうございます。
いまさらながら5ナンバーって小さいんだなーって思います。
ハイパワーの代償として、自分の手足の先に電子デバイスによるサポートを
てんこもりにつけ、万が一のときの鎧をまとった現代のクルマとの違いは
大きくあれど走る楽しさそのものは、どちらも同じだと感じました。

400PS超のZ8の持つ楽しさも、70PS弱のヒーレーの持つ楽しさもドライバーに
とっては同じですね。乗り方にもなんの違いも無いです。

クア太郎さん>
いろんな趣の方がいらっしゃるヒストリックカーの世界ではありますが、僕は、
普通に走らせることが、一番良いと思ってます。走るために生まれて来た道具で
あり、走ってこそ存在意義があるからですね。

オーナーとしてするべきは、いつもベスト(もしくはベター)な状態で走れるべく
維持しておくことで、骨董品としてガレージに飾って、ワイン片手に眺め、たまに
びらかしがてらラリー競技にでるなんてのはワイン通ではない僕の宗旨には
あわないですしね(笑)

19年前のクーペ、中途半端な古さだとおもいますが、動くうちは使ってやってくださいね。看取るのはさびしいですが、最後まで付き合った達成感はありますので。

投稿: ta_tsu | 2010年12月 1日 (水曜日) 16:42

>いまここにあるヒーリースプライトがどんな走りをするか確かめるべく…
>みてのとおり、いやはや、こいつはいまでも立派にスポーツカーだった。
↑↑↑↑
ヒストリックカーを過保護にするのではなく、しっかりと実力を発揮させていらっしゃる様子に、尊敬するしかないです。

ヒーリースプライトMk2に関連させてしまっては、失礼極まりないのですが…
私の19年物のボロ国産クーペは、ミッショントラブルで自走不可になりました。
修理して大切に乗りつづけますが、過保護は止めようと思いました(笑)
車は走ってこそですから…

投稿: クア太郎 | 2010年12月 1日 (水曜日) 14:26

ご自宅前、実にいい佇まいです。
ハイパワー&セーフティな現代のクルマが失った、クルマ本来の潔い面白さが感じられますね。

投稿: mouton | 2010年12月 1日 (水曜日) 13:38

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