【インプレッション】輸入車一気乗り・その5：レンジローバーイヴォーククーペで締める。

さて、一連の一気乗り試乗の締めは、レンジローバーイヴォーククーペ。イヴォーグにの3ドア版だ。

白いボディは5ドア版に比べサイドのシルエットはすっきりしていてかっこいいのだが、連続試乗の疲れもあって、うっかり写真を撮り忘れてしまったので、友人のT君のサイトからサイドビューの写真を拝借。。

レンジローバーはそんなに乗ったことが無いから、はっきりとは言えないけど、前述のXKR同様、ドアを開けたときのかほりは間違いなく英国車だったし、XKRとも近いテイストのセンターコンソールやシフト周りはドイツ製のSUVとは明らかに違うし、エアサスが売りのレンジローバーに近い、しなやかで伸びのある足回りは上質でランドローバーではなくレンジローバーブランドでの車格設定で良いとおもう。

走り出して感じたのは、1900mmある車幅を全く感じさせない小気味好さと回頭性の良さ。２Lターボのフィーリングは、本来のレンジやジャガーが持つシルキーで上質な印象は薄くAudi/VW的なテイストだけど、ターボならではの低速トルクを生かしたシャシセッティングから感じられる乗り味は、明らかにQ5やX5とは違った。

外観シルエットからうける低くて狭い印象とは裏腹に、中の広さは必要十分。サイドとリアの窓の高さが低いことは、ちょっとした隠れ家みたいな気分にさせてくれるし、前席頭上から後席の頭上まで続くガラストップが後席をパティオにいるような感じにしてくれるのもいい。

今回、試乗した５台で一番印象良く、正直に欲しいなと思った一台となった。

何年か先、機会があれば。。。

P.S ちなみに２番目はFIAT500(笑) 以下XKR,991という案配。

最後に、このような素敵な試乗機会に誘ってくれたT君に感謝するとともに、客でもない人間にも快く椀飯振舞してくれた(株)ファミリーに深謝。